フジテレビに一言

のっけから申し訳ないが私的には一番嫌いなのがお笑い芸人と芸能人と言われる類である。特にそれらを多用し、驚く事にその女子アナの離れたくっついたあるいは子供を産んだ等のプライベートな事までニュースとして扱うフジテレビ等私は視ないだけでなく軽蔑してるくらい嫌いだ。

テレビ放送局はNHKを除きCM放送で成り立ってるから、必然的に視聴者により受け入れられる番組作りに偏重するのは仕方がないのかも知れない。そのためには不特定多数の視聴者が面白いと感じる番組を作るのはテレビ放送局側の使命と言えるのは良く理解してる。だが人間(ひと)によってはその番組の面白さの度合いや価値観は違う場合が多いのではないだろうか?

私はテレビ視聴はニュース以外殆どと言って良い位視ない方である。時には気に入った番組だけは録画して観てるくらいだ。そんな私が好きな番組が二つある。「チコちゃんに叱られる」と「突撃カネオくん」である。共にNHKの番組である。

チコちゃんに叱られる」は「好奇心旺盛でなんでも知っている5歳の女の子」という設定の着ぐるみの少女のチコちゃんが、ナインティナイン岡村隆史をはじめとする大人の解答者たちに対して素朴かつ、当たり前過ぎてかえって答えられないような疑問を投げ掛け、それにチコちゃんが専門の研究者を介し回答すると言う番組であり、「有吉のお金発見突撃カネオくん」は有吉弘行と日直アシスタントと呼ばれる子役タレントが、番組キャラクターのカネオくんとともに、日ごろ興味はあるが、なかなか見聞ききする事ができない「お金にまつわる秘密」を掘り下げて行き、我々人間の周りで普段何気ない現象で見過ごされてる事を、映像で紹介する番組だ。共に教養バラエティ番組と言って良いだろうが、いつも観て本当に感心するし勉強になる。普通はこう言う番組は民放テレビのジャンルに入るのだろうが、フジテレビのようにこのような番組作りより、より考えず簡単に制作できる芸能人オンリーのテレビ局もあるが、時には人間に記憶と素晴らしさを与えるような番組作りできないのだろうかとも思っている。またジャンルがバラエティオンリーに近いから、アナウンサーの質もNHKより格段と落ちるのは否めない事実である。