ここ１０年前以来から日本の政治は選挙公約（＝マニフェスト）争いだった。いわゆる選挙民との政権としての契約書争いだった。それほど政治家の言動とは尊いものだった。それがどうだ、この男はそれをいとも簡単に発言したは良いが、その選挙民との約束を反故にし、その意味を問われると驚くなかれ「市民と約束した覚えは無い」と発言した。そこから考えるとこの男川勝平太と言う男は人間性の欠陥であり、人の上に立つ人間では無いと考えられる。経歴を見ればこの男は政治家と言うより教育者らしいが、昔から言われる教育者（＝一般人の常識から外れる非常識者）の典型と見える。その結果自らの失言によるペナルティで４６０万円（実際はもっと細かい金額）の給与の返還も実現しなかった。思えば、期間がたてば忘れるだろうとの思惑を垣間見れば、普通の人間はペナルティとしての返還額は、１０万円単位までは計算せず、普通は１００万単位の４００万円か５００万円と言うのでは思うが、ここでも用意周到に、言い逃れ出来るような言い訳を考えたフシが随所にあり、口先だけの男としての用意周到さに舌を巻く。
考えられないのが、例のコシヒカリ発言だ。普通の人間は県知事として同じ県の市長選で党派が違うならいざ知らず、片方に選挙応援等しないのが政治家としての常識なのに、この男は分断を図るような選挙応援してる。ここからして政治に携わる人間（この男を政治家とは言いたくないし、思ってもいないから）として非常識極まりない。また、JR東海にしてもリニア中央新幹線に反対しての理由が、大井川の水問題にしてるがこれは屁理屈の何物でも無い。こんなのを知事にしてる静岡県が哀れである。が自ら選んだと言うところをみれば、静岡県民の自業自得と言えるだろう。
