4年前の京アニ放火殺人事件の加害者の弁護士に思う

 4年前の2019年7月、京都市伏見区にある「京都アニメーション」の第1スタジオが放火され、社員36人が死亡、32人が重軽傷を負った事件、いわゆる「京アニ放火殺人事件」での加害者の弁護士の、今回の発言にはかなりの違和感を感じた。世情に起きる事件に対する弁護士の役割であるが、一般の人間の考えとは非常な乖離を感じる。ここで弁護士の使命・役割とは何ぞやと考えると

 1.弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする(弁護士法1条1項)。

 2.弁護士は、この使命にもとづいて誠実に職務を行う。

とあるが現実的には、依頼者の利益を最大の使命と言えるだろう。そのためには正義をも曲げ依頼者の利益のためにはと言う事が真実の業務と言えるだろう。それが良く見えるのが京アニ放火殺人事件の加害者の無実を勝ち取ると言う使命だろう。素人的には36人の死亡と、32人が重軽傷を負わせた加害者の無実の争いとは、非常に違和感どころではなく、こんな事が許されるのかと思うのが一般常識的な考えだろうと思われる。こう言うのが我日本で許される事に非常に怒りがこみあげて来る。民主国家我日本国、基本的人権は皆法の基に平等とあるが、何か我日本国の建前と本音が見え隠れする。