安倍晋三元首相が戦後の首相として未曽有うの長期政権を築いた事を、マスコミはこぞって偉大な首相として崇めたが、果たしてそうだろうか?
令和5年(2023年)6月概算値で1億2400万人の全日本国国民は皆顔は違えど、自国の首相に対しそれなりの敬いは持っている筈であるが、長期の政権を頂きながら、歴代の首相に比べ突出した政策でもって我が国をけん引して来たかと言われれば、私を含めそれは「NO!」と言う人間がそれなりに居たと断言できる。もしそうでなければ、世界有数の国から謙虚な賢い日本人と言われる国の人間が悪辣なコラージュ画像等する筈も無いのではと言える。と言う事は彼をそれほど賞賛してる日本国民はそんなに居ないとの裏返しにもなるのである。そう言えば何年か前彼が国政選挙にての応援演説中に、観衆が「安倍帰れ」のコール等出る筈も無いのである。私は政治に興味を持って半世紀、選挙時の日本国トップの選挙演説時の「帰れのコール」等のヤジ等聞いた事が無かったからである。やはりまともな人間が一番嫌う事は公的人間が「公を私事」に利用する事であると確信する。それをやった安倍晋三元首相に対する嫌悪の気持ちがそうさせたのは間違いなかったと思っている。