山口県阿武町での4630万円誤送金は住民に渡る前に関係者でどうにか出来た筈だ!

 山口県阿武町は22日、新型コロナウイルスで影響を受けた低所得世帯向けの10万円給付事業で、1世帯に誤って4630万円を振り込むミスがあり、回収が困難になっていると明らかにした。町によると、8日に送金を受けた住民は当初、返還手続きに応じる様子だった。しかし、その後に連絡が取れなくなり、21日になって「入金されたお金は動かした。罪は償う」などと話しているという。

 町によると、住民は金を何にどれだけ使ったかを説明しておらず、現在は返還の意思を示していない。町は警察や弁護士と相談し、今後の対応を検討している。

 

 

これ「4630万円誤送金、回収困難に 低所得世帯向け給付事業―山口県阿武町」と題した時事ドットコム2022年04月22日19時49分の配信記事である。

 

 

 自治体からの個人への送金、金額が金額だけに、金融機関で確かめれば何とか出来た筈である。現世は全て機械に頼ってるからの悲劇と言える。

 送金した町の指定金融機関で気付かなかったのか? これだけの金額が1人の個人へである。いくら機械処理と言えども目を光らせていれば解かったのではと私的には思う。金融機関の職員も今や新人類と言われ割り切った若い人間であろう。我々機械に頼らない時代の人間であれば不振に思い、自治体に確かめた筈と思われ残念な結果と言えよう。だが送金した町の職員も職員である。ガバナンス上、上司である課長までの決済取ってある筈だが、それでも気付かなかったと言うのは公僕である役場職員の普段からの馴れ以外の何物でもないだろう。直接送金した職員や気付かずに決裁した者全て懲戒処分に値するだろう。