緊急事態宣言の延長 安倍首相自賛のアベノミクス政策も破綻し今後に暗たん

5月31日まで延長される緊急事態宣言。

切実な声が上がっている。
割烹旅館「清都」女将・清都みちるさん「本当に瀕死(ひんし)の状態だと思います。なんとか助けていただきたい」
千葉・南房総市の割烹旅館「清都」の女将・清都みちるさん。
旅館は、2019年に千葉県を襲った台風15号で大きな被害が出た。
3月の中旬に台風からの復旧作業が終わる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で工期が遅れ、足場だけでなくブルーシートもまだ残っている状況。
夏休みのオープンを目指して、ゴールデンウイーク明けから工事を再開させる予定だった。
しかし、緊急事態宣言の延長で、さらに遅れる可能性が出ている。
清都さん「これ以上は待てない」、「(収入は?)全くないです」
こうした声に国はどう応えるのか。
切実な声は各地から出ている。
東京・北区の「やきとん大王」にも、緊急事態宣言の延長は影を落としている。
串は豚肉を中心に1本80円から。
店長の篠原裕明さんは、東京都の要請を受け営業時間を短縮。
アルコールの販売を午後7時までとした。
その結果...。
篠原さん「売り上げ的には、5分の1、6分の1程度でしかない。『自粛、自粛』言われて、皆さん外出をしなければ、われわれの商売はどうしようもない」
テイクアウトや出前も始めたが、減少した売り上げを補うほどにはなっていない。
篠原さん「『自粛だ、要請だ、家から出ないでくれ、店閉めてくれ』閉めたら食っていけないんだもんこっちは」


これ『旅館の女将「瀕死の状態」 緊急事態「5月末まで」に悲鳴』と題したFNNプライムオンライン 5/4(月) 19:12の配信ニュースである。


本当にこのまま緊急事態宣言が延長されれば、小規模・零細および個人企業は破綻を迎え、安倍晋三首相自賛のアベノミクス政策も破綻をしてしまう。今日まで大変運が良く、数に物言わせ好き勝手にやってきて順調に来た安倍政権の報いともいえるだろう。頂に到達すれば必ず降りなければならないのが世の常である。確かにこのアベノミクス政策効果があった事は認めるが、それにも比しかなりの格差を生んだ事も事実である。デフレ対策が効き過ぎた嫌いもあるが、要は円安政策であり、為替政策でもあったため数字のマジックとも言えて、よく考えれば、若年雇用層に汗水をかかずに、数字のマジックで得をする手法を教えた、将来に悪い習わしを示した事は今後の日本経済に悪い影響を与えたものではと私には思われ、かえって悪い結果と思われ残念に思っている。