笑い話ではないが菅首相の人質に対する価値は?

本題に入る前に、そもそも人質とは、いかなる意味か調べてみた。
 
百科事典には次のように載っている。
人質とは-----交渉を有利にするために、特定の人の身柄を拘束すること。また、拘束された人。
ところが厳密に言えば人質は相対的であって、相手によりけりなところがある。相手にとって高く売りつけられるかどうかと言う事であり、悪い解釈だが多少せり売りに近い。つまり相手が価値があれば高くなるし、価値が無ければ安いと言う事になる。
今回の2011年度の予算案審議に重ねればどうなるだろうか考えてみた。
今の状況を見れば恐らく2011年度の予算案の成立は難しいと言うのが常識だろう。そこで野党はこの予算案の成立と引き換えに、菅首相の退陣、つまり首をとろうという事になる。ではその首の値はと言うと、自民党は是としながらも、公明党は学会のカリスマ池田総師の命のあるうちの復活(前回の雪辱)が使命だから、解散の主張を譲れないから、菅首相の首を貰っても予算案に賛成とはいかない。となればこの菅首相の首の値段はかなりの安値となろう。恥ずかしいが、日本国の首相の首こんなに安値なのである。言い換えれば日本国の宰相の首、学会の総師よりも安いのである。