菅首相VS小沢前幹事長に思う

 ようやく本当の戦闘モードになって来た民主党代表戦。
 首相周辺は「こうなったら首相はファイティングポーズを取る。世論調査で『小沢支配がいいのか』という設問に『ノー』が7、8割になるだろう。それをテコに戦う」と表明。「政治とカネ」問題や「強権」イメージが批判されてきた小沢氏との対決で、かえって首相への支持が高まるとの見方を示す。とある報道機関の報道だ。
 この戦い私は例えて悪いが昔の自民党木曜クラブ田中派竹下派)と宏池会(大平派→宮沢派→加藤派)の戦いを見てるようだ。とにかく宏池会は公家集団と言われ命を賭けた戦いをした事が無い。今菅首相側は前原G、野田Gが主体だが本当に戦えるのは何人いるかだ。これも宏池会よろしく修羅場は知らない。
 こんどの戦いは私の見るところでは、小沢前幹事長の「政治とカネ」問題より参議院選以後の菅首相の無能ぶりがクローズアップされ、識者から政治のプロにはそれなりに理解され小沢前幹事長が有利ではないのかなと思っている。
 それなりにネットのリサーチを覗くと、ほとんどを平均すれば54%VS46%位でやはり小沢前幹事長有利であると出てる。何故私がこのデータを紹介するかといえば、今度の選挙は国会議員の票だけでなくサポーターの票も加味されるからであり、その傾向も考え加味するためである。
 こうやってこうしてる間にも世界は動いている。菅首相は党首選も大事だが、現実の現首相である。今日本は大変だ。円高と株価の下落により、輸出関連企業は大打撃を被っている。これを何とかしなければいけない時何の手も打てないし打ってないこんな無能な首相を市場関係者は笑って馬鹿にしている状況を知らないのだろうか。こんな首相を誰が支持するのかはなはだ疑問ではある。唯一日本の宰相をコロコロ代える事が国益を損なう事と言う大義名分しか無いのではないか。