最近マスコミ等が盛んに現在の財政悪化を、後世・子や孫にツケを回してはならないと伝えているが、政界や国民の皆さんは何か勘違いをされているか、大マスコミや政府・霞ヶ関の策略に乗っているように思える。何処の世界に他人のツケを払う人間居りますか?。率直に言わしてもらえば、飲んだ本人に払わせるのが筋であり、そんな理屈が出てくる事事態、今の世の中常道を逸しているといわざるを得ない。どうして本人に払わせようとしないのか、これは何10年前の官僚・公務員の飲み食いを作るための裏金づくりと似ている。要するに自分の金ではなく他人の金だからだ。皆で渡ろう赤信号、この類なのである。私はこのツケを自民党と昔の社会党それに官僚・公務員に払わせろといいたい。
昨年劇的に政権交代が起き民主党が政権についた。そして今小鳩体制から菅体制へと移行し現在に至った。正に菅体制はこれからである。これからと言う時に小鳩体制が掲げた政治主導をこの菅体制は官僚との共生に変えた。
民主党の党首選を制した菅直人に対して、新しいファーストレディはこう言った「官僚とはうまくやってね」と。
この新しいファーストレディのこの言葉で菅体制の命運も決まったも同じと私はその時感じた。これに石原東京都知事も同じ言葉で応じたから時の人、恐妻家菅直人は心を決めたのかも知れない。この時点でハッキリと霞ヶ関は勝利を確信した筈である。
逆説すれば、これですべてとは言わないが、政権交代が消えかかった事は事実である。
確かに現在政治を司るのは男性諸君である。がしかしその裏で細君の内助の功も見逃せない。私はこの過去記事で指摘してるので見てほしい。
そして菅直人は各マスコミ等の高支持率に気を良くし4年間の民主党のタブーに足を踏み入れてしまった。消費税の引き上げである。しかも深考せずだったからの自民党案の盗作であろう。
結論を申せば、市民運動家だった菅直人は最大公約数的考え方と思えるため私は宰相の器にあらずと申し上げたい。