「現実の政治運営のなかでは、いろいろと反省なり行き過ぎなり不十分なり、いろんな問題があったことも事実だ」
菅直人首相が21日午前、官邸で行った各府省事務次官への訓示で、民主党が政権交代後に推進してきた「政治主導」が行き過ぎたと反省する一幕があった。 その上で「より積極的な形の協力関係を作り上げてほしい。政治家のルートと並行して、事務次官や局長のレベルでの調整が必要なのは当然だ」と述べ、政権への協力を求めた。
民主党は政権交代後、事務次官会議を官僚主導政治の象徴とみて廃止、政務三役が政治を主導するとして官僚排除をしてきた。
しかし、菅首相は昨年末に政務三役会議に事務次官も出席するよう求めるなど官僚との協調も図る路線へ修正してきた。訓示で反省を表明したのも、協調路線の一環とみられる。との報道があった。
菅直人首相が21日午前、官邸で行った各府省事務次官への訓示で、民主党が政権交代後に推進してきた「政治主導」が行き過ぎたと反省する一幕があった。 その上で「より積極的な形の協力関係を作り上げてほしい。政治家のルートと並行して、事務次官や局長のレベルでの調整が必要なのは当然だ」と述べ、政権への協力を求めた。
民主党は政権交代後、事務次官会議を官僚主導政治の象徴とみて廃止、政務三役が政治を主導するとして官僚排除をしてきた。
しかし、菅首相は昨年末に政務三役会議に事務次官も出席するよう求めるなど官僚との協調も図る路線へ修正してきた。訓示で反省を表明したのも、協調路線の一環とみられる。との報道があった。
あなたは、小沢さんが言ってる「政治主導」を理解してない。
鳩山さんは理解してたが早急にやろうとして失敗した。「政治主導」=「官僚排除」ではない、何でも政治家がやろうとする事が「政治主導」では無いのである。ここが皆さん勘違いしてるところである。菅さんは悪い事に、一旦鳩山さんがやった事の裏返しでやれば政権浮揚と考えた事である。何と馬鹿な事か。
55年体制より政権党自民党は、官僚を最大限に利用し、政権維持を図って来たが、彼らは官僚を最大限に利用したと思っていたろうが、結果的には利用されていた。官僚はそれこそ寝食を忘れて頑張ったのは事実であるが、その見返りをしっかりと受け取っていたのである。それが天下りと言うご褒美だったのである。但しこのご褒美は政権党が贈った物で出ない事は以後の政治家が証明している。これは官僚が勝手に政治家の目を盗んでこしらえた物に他ならない。それだけ政治家はチェック機能も働かず、別の見方を変えれば馬鹿にされ笑われていたのである。中には気付いた政治家も居たのだが、そのほうが政治家自身が楽だったからに他ならない。要するに、上げ膳据え膳だったのである。だからこそ私は官僚・公務員を信用はしない。彼らは常に政治家の顔色を伺い、自分の意に沿うか沿わないかを瞬時に見極める頭脳は天才的である。
政治家の本来の仕事は、主権在民である国民のために、それこそ「国民の生活を第一に」をモットーとして、政策を立案し、それを行使し、監視し政策の実行を見極めるのが本当でないのか。それをすべて官僚任せにするから、「官僚主導」と言われるのである。政治家はそれを実行しそしてそれに責任を取るのが「政治主導」なのである。
解りましたか菅首相様。