官僚の高笑いが聞こえる

 政治を正面からだけでなく、少し違った角度から見れば、面白い事が見えて来ます。
 そのような事を教えてくれた方が3人いらっしゃいます。言い方、気付かせ方が違っても言わんとしてる事は一緒です。このブログを見て頂ければ解りますが、私の政治を語る上の師匠と私は勝手に解釈しておりますし、これからも私は良い意味での糧と考え、ついて行こう思ってるところです。相手の方から見れば迷惑と思われますが、私の勝手ですから許してもらえるものと思っております。
 ところで表題の件に戻りますが、今回の鳩山首相民主党小沢幹事長の辞任が、折角日本の政治及び日本の政治のシステムをこれから変えようと言う時に、私は非常に残念に思い、これで日本の政治のシステムが100年遅れてしまった事が今もって残念でならない。
 この辞任は、当初より民主党は官僚支配の打破を掲げ、官僚による政治の統治機構を根本より変える公務員法の改正を目指し、先月曲がりなりにもものにしたが、あまりにも政治主導を前面に出し過ぎた結果、色んな省庁・分野で抵抗にあい、その報復的結果だと私は見ています。どうも民主党は官僚を甘く見た嫌いがあります。何1つとっても官僚を敵に回せば物事動きませんし、それはわかっていた筈なのに、何故鳩山首相は、辞任時に語りかけたように、この機構の打破を、直接理解と一定の我慢を国民に語りかけなかったのか、そして幹事長もそのような助言をしなかったのか私は残念で仕方がありません。
 確かに首相自身は自身の問題等を含めて慙愧に耐えないでしょうが、我々日本国民はこの度、日本のマスコミと日本の官僚機構に負けたのであります。この報償はとてつもなく大きい事を知るべきです。