ルビコン川を渡った鳩山首相

 普天間問題で男を下げた鳩山首相だが、私はマスコミが言う程迷走したとは思っていない。そして鳩山首相自身も反対に、自分がこれほどまでに身を粉にして全て丸く収めようと必死で頑張ったのに、と、何でと言う気持ちだろうと私は推察する。元々完全解決なんて無かった普天間だ。そんな事は政治に興味を持っている者は皆解かっている筈なのに(特に自民党は)、当の首相自身が本気になってタブーに足を踏み入れたお蔭で、かえって二重の苦痛を徳之島に与えるところであった事の方が重大であった筈である。まだこの問題は終わってないから私は慎重にやるべきと考える。

 いづれにしても参議院選が目の前に迫ってきている。これほどまでにメディアに叩かれた(私はそう解釈してる)首相としては、善し悪し別に世論調査の結果を尊重せざるを得ないであろう。

 不思議なのは小沢幹事長なのではないか。いくら政務と党を隅分ける約束だったとは言え、今まで政務にあまり口出ししてないが、政治を司り、民意に委託された筈の党の幹事長である。もう少し協力的であって然るべきだったのではないか。私は小沢幹事長の考え・主義主張そして性格からして、解かっているつもりだからこそ声を出して言いたい。

 今日1日夕に会って話をするみたいだが、恐らくそこで首相の辞任表明ではないかと私は思う。がしかし後をどうするか、小沢幹事長も昨年来の政治とカネ問題でキズがつき、首相に辞任を迫るには両刃の剣に等しいが、もう時間が無いし、もう首相は4月3日時点でルビコン川を渡った筈であるからである。