民主党閣僚の不可思議なマスコミ利用

 小沢一郎民主党幹事長に対する検察審査会の「起訴相当」議決をめぐり、閣僚=幹部より「参院選への影響が心配だ」として幹事長続投の意向を示している小沢氏に進退判断を求める意見が出された。との新聞記事が大勢だ。
 私はいつも思うんだが、どうして皆さんこういう大事な事をマスコミを通じて言うんだろうか。プロ野球の野村監督が選手の事をマスコミにつぶやくのとは訳が違うと思うんだが。どうしてなのだろうか。直接だと言えないのか、それとも直接だと言いにくくて間接的にマスコミに言うのか、それが政治的な駆け引きの言い方なのか、私には良く解らんが、そこにこの内閣の現在の姿が見てとれる。 要するに他人行儀だ。
 私は何か文句や不満があったらどうして皆さんは直接小沢一郎幹事長に言わないのか不思議である。こういう事を書くとすぐ反小沢の方々は、小沢がそうさせないとか、先回りして出来ないように手を打つとか言ってるが、実際は直接対峙して言えないのが現状なのだろう。ならば良し悪し別に第三者=マスコミに言うなと言いたいし卑怯であるとも言える。