政権交代のメリット

 往年の自民党から民主党に変わったからと言うのでは無い。国会討論の緊張感だ。
 55年以来の与党自民党が野党になり、民主党政権になって今までのQ?が民主党により現実化され、それなりに正常化されれて来た。
 このところの野党自民党の攻撃材料は民主党の「政治とカネ」の問題だ。「政治とカネ」の問題といえば与党時代の自民党の専売特許だったでは無いのか。滑稽なのは10日の参院予算委での森雅子氏(自民党)の質問だ。政権交代前の自民党の質問先無関係閣僚は皆寝ていたのは周知の事実だ。彼女は2007年(平成19年)の初当選だから解らない、知らないのは当然?かも知れないが、あまりにも無知で厚顔だ。審議中の居眠りがひどいとの指摘を菅直人財務相に執拗に迫っていた。当時官僚の答弁の時代だったからまだ居眠りしてても救われるが、民主党政権になって、政治主導で官僚の答弁が無くなった今、もし、自民党が政権に返り咲いたその時自分の首を絞めた事を悔やむだろう。何も私はだからその事を追求するなと言っているのではない。常にそうなるとの緊張感を持った政治運営をしてもらいたい願望であるし、それが政権交代だと言える。