私は与党民主党内閣創設時より懸念して尚、うまく考えたのがこの藤井さんの財務相だと思っている。現在まだ藤井さんは財務相だから失礼を承知で言わしてもらえば、財務相就任時77歳だったし今後を占う意味でも財務相が目玉だった。それに藤井さんをもってきたのはやはり経験と手堅さで、藤井さんしかあり得なかったと私は思っている。ここまでは誰しも共通認識だが、なるほどと思ったのが副大臣の人選だ。この時点では小沢幹事長としっくりいってなかった藤井さんが野田佳彦さんを副大臣を持ってきた事である。実は私のこのブログを見てもらえば解るが、その時私はあらゆるメディアを酷使し人選の情報を得ながらその一覧表の作成をしていた時でよく覚えている。この時大臣の一覧表を作りながら、どうして野田佳彦さんを大臣に持ってこないのだろうとずーっと思っていた。これはあくまでも私の勘だが藤井さんは自分と同じ小沢幹事長の覚えが悪い野田佳彦さんを副大臣持ってきたのは、いずれ自分の後継者とするためでなかったのかと勘ぐりたい。これは本当に私だけの独断と偏見の考えである事をお許し頂きたい。もう1度私が作った政務3役の顔ぶれ一覧表を見て頂ければ解り易いと思う。
お断り:この原稿は藤井財務相の辞任前に作成したものです。