舛添要一元厚労相が吠える

 昨年より舛添要一参院議員が吠えている。
 都内で自身の新刊「舛添メモ 厚労官僚との闘い752日」(小学館、1260円)の 出版記念講演で約150人の前で話した。 舛添氏は「仮に私が首相になったら閣僚の7割は民主党から選ぶ。 自民党から欲しいのは3割だ」と語り、政界再編を視野に入れていることを示唆した。 また、鳩山内閣の支持率が急落しているにもかかわらず、 自民党の支持率も一向に上がらぬ現状を嘆き「誤解を恐れずに言うなら、 今の自民党には小沢(一郎)さんよりももっとラジカルな(過激な)独裁者が必要。 (総選挙で)負けたという危機感がなさ過ぎる」などと党の体たらくに警鐘を鳴らした。 とあった。
 これを聞いて自民党支持者は何と考えるのだろうか。現実の問題として政権時の閣僚の言葉である。私は以前より自民党の解体と破綻を指摘してきたが、おおむね皆さんの意見は現民主党政権はこの春までと言うのが大勢みたいだったが、自民党内部よりこのような見解者が現れればやはり打撃だろう。最近この舛添元厚労相の指摘を認めるような事柄が数ある。その中でも福岡の山崎拓元幹事長の行動だ。本人は自民党の70歳定年もなんのその、経験年数で攻勢をかけ今夏の参議院選に出馬する意向だ。今後の谷垣総裁の指導力を拝見したいものである。