政府の行政刷新会議の事業仕分けに思う

 1昨日から始まった政府の行政刷新会議事業仕分けをみて私はショックを受けた。自分ではそれなりに国の政治及び予算状況には明るい方だと思ってはいたが、この今回の事業仕分けをみて、こんなにも知らない見たことも聞いたことも無い予算があったとは正直驚いた。恐らく予算を立てる責任官庁の前与党自民党の先生方も知らなかったのではと思う。責任監督関係省庁の官僚にうまくやられてたみたいだ。これから定年を迎える官僚が、いわゆる天下り先にお土産と称して予算化した物件が結構あるみたいだ。特別行政法人が予算と基金の使い分けによって、かなりの金をプールし投資してたなんて、我々税金を払う国民を馬鹿にしてた事だ。それにあまり利益の出ないよう原価を上げるため、天下りの自分たちの給料を一般常識以上より上げていたなんてもってのほかと考える。この際もっと細部にまで渡って仕分けする事を望みたい。 今回の仕分けした判定結果はあくまでも参考意見に過ぎないのだから、これを徹底的に政府はリーダーシップを発揮し、来年度予算に反映してもらいたい。