19日は、東日本から西日本の内陸を中心に気温が上がった。全国で最も気温が高かったのは京都市の39.8℃(午後3時19分)で、これは1998年の同地点の観測史上最高記録に並ぶ気温。また、京都市と岐阜県多治見市は6日連続で38℃を超えている。全国の猛暑日地点数は206地点となり、今年最も多かった。
■各地の最高気温(19日午後5時まで)
<20日の予想最高気温>
大分県日田、佐賀、熊本
36℃ 前橋、さいたま、名古屋、岐阜、広島など
大分、鹿児島など
連日の暑さで抵抗力が弱まり熱中症にかかりやすくなっている可能性もあるため、外出時や屋外での作業時はもちろん、屋内でも水分をこまめに補給し、多量に汗をかいた場合は塩分も補給する必要がある。
日射を遮る工夫や、冷房を適切に利用し室温に気を配るなど、熱中症に対して充分な対策を取るよう心掛けたい。
(気象予報士・野口琢矢)
これ「京都で最高気温39.8℃ 観測史上1位タイ この先も酷暑つづく」と題したWeather map 7/19(木) 18:16配信の記事だ。
こっちは「熱中症の疑い全国で2065人搬送 8人死亡」と題した2018年7月18日 21時42分のNHK NEWSだ。
市内の市立小・中学校と特別支援学校計104校には、一部の特別教室を除いて扇風機しかなかった。これまでの計画は、中学校で2019年度、小学校は20、21年度にエアコンの設置を終える予定だったが、一部小学校は今年度に前倒しして準備に入る。小学校によっては1年以上早く設置される見込み。総事業費は71億円を見込む。
同市では、小中学校の扇風機の設置は13年度に終えている。太田市長は会見で「当時はこれで様子を見ようという判断で適切だったが、こういう事態があったので見直す」と述べた。
男子児童が亡くなった梅坪小では18日午前、全校集会が開かれ、籔下隆校長が男児が死亡した経緯を説明。子どもたちには体調不良をすぐに知らせることや、こまめな水分補給などを呼びかけたという。保護者向けには今夜、説明会を開く。児童宅には17日夜、籔下校長らが訪問し、母親と祖父に謝罪した。
集会後に取材に応じた籔下校長は「(屋外学習は)昨日やらないといけない行事ではなかった。延期や中止を判断せず、申し訳ない」と改めて謝罪した。
死亡した児童を含む梅坪小1年生の計112人は17日午前10時ごろ、校外学習のため約1キロ離れた和合公園に徒歩で向かった。公園で30分ほど虫捕りなどをした後、同11時半ごろ教室に戻った。男子児童は教室で休憩中に意識を失い、救急搬送されたが死亡した。この教室にエアコンはなく、4台の扇風機しか設置されていなかった。(臼井昭仁、佐藤剛志)
最近の猛暑は筆舌し難い。
私も孫たちに聞いてみたら、昔ならいざ知らず、ここひと昔の小中学校の教室への空調(冷房)設置率余りにも芳しくない。そこで私は小中学校の教室への空調(冷房)設置率どのくらいか調べて見た。丁度文部科学省が平成29年6月9日(調査時点:平成29年4月1日現在)に公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況調査の結果についてと題した公表報道資料が文科省のホームページにあったので見て見たら小中学校の設置率は全国平均で41.7%であった。参考までに幼稚園は58.3%で高等学校は49.6%であった。これらは47都道府県ごとに公表してるから興味のある方は見てみたらと思う。http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/06/1386475.htm
調べて見た訳ではないが、あちこちの子供や高校生の話を総合してみると、その学校の先生方の職員室はほぼ100%空調設備は完備されている。これは先生と言えども公務員と言う自治体の職員である。職員室は聖域と言う考え方ではなく職場と言うとらえ方だからなのだろう。47都道府県の設置データを見て見れば、確かに南の方が多く、北の方は少ない、それは当然ではあるが、大人と子供に暑さに対するハンデはないと思うが、私に解せないのが、対比のカテゴリーは違うが、民間中小企業では儲かったら貰う性質のボーナスが役所では年に二回ももらえる。民間企業の売り上げに値する収益に関係ない役所がもらえるボーナスである。国民の将来の宝と言える子供たちは、この猛暑でも全国の半数の子供たちは空調(冷房)の無い環境で勉強して闘っている。それを思えば、役所の方々、霞が関行政の官僚の皆さんはこの年に二回ももらうボーナスの1割でも良い空調(冷房)の無い環境で勉強して闘っている子供たちに分け与えて(その分の空調予算として)も罰は当たらないと私は考える。それがひいては国への気配り気遣いと言うものではないだろうか。