森友学園の国有地売却問題元通産官僚で評論家の八幡和郎氏は安倍首相夫人昭惠さんは関係なく、これは懸案の土地だから8億円の値引きをしたとの結論だがとんでもないヤメ官評論家頭いかれてる?

 森友学園の国有地売却問題で、ごみの撤去費用として約8億円を値引きする方法は、土地を所有する国交省大阪航空局が、財務省近畿財務局に提案していたことが分かった。この事実は何を意味し、一連の問題にどう影響するのか。元通産官僚で評論家の八幡和郎氏が緊急寄稿した。
 
 財務省が19日に公表した削除文書と、参院予算委員会で同日行われた集中審議で、大幅値引きは大阪航空局主導で、安倍昭恵首相夫人側が影響を与える余地はなかったことが確定的になった。
 もともと、大阪航空局はあの土地を「早く処分したい」と焦っていた。騒音訴訟などで購入した多くの土地は売却が進んでいたが、手違いがあって残っていたのだ。
 そこに森友学園が現れた。渡りに船で、いささか拙速に話を進めたが、地中からゴミが出てきて学園側に反発された。「開校が遅れる」「損害賠償請求だ」と責められ、無償譲渡するより損なことになりかねなかった。そうなれば、大阪航空局も近畿財務局も大失点になりかねなかった。
 もし、昭恵夫人が名誉校長だったことが意味を持ったとすれば、忖度(そんたく)して値引きしたのでなく、開校時期が遅れて、大阪航空局と近畿財務局のミスが目立つことだったと思う。
 これを普通には「昭恵夫人への忖度」とは言わない。森友学園側は、こういう状況を巧みに利用し、最終的にはウィンウィンの取引を成立させていたわけだ。
 財務省の太田充理財局長の国会答弁は素晴らしかった。過度に防衛的にならず、官僚として筋が通り、誤解を招くようなことも言わなかった。嘘を言っていると邪推させる余地がほとんどなかったと思う。
 安倍首相と麻生太郎副総理兼財務相も、「8億円値引き=大阪航空局主導」と分かったことで、答弁を修正すべきではないか。
 昭恵夫人についても、「なにがしか、心の中で忖度したかもしれない」とか、「首相の(『関与していたら辞める』という)答弁が主因ではないが、多少は決裁文書改竄(かいざん)に影響したかもしれない」くらいは、認めた方がいい。
 それを、かたくなに否定するから、国民の感情が晴れないのだ。
 あとは、佐川宣寿(のぶひさ)前国税庁長官が27日の証人喚問で、訴追可能性を理由に、答弁を拒否する愚を犯さないことだ。昭恵夫人も、国民の感情を逆なでするような行動をせず、何かのかたちで誤解を招く行動をわびて、安倍首相も軽率な答弁への反省を明確にすべきだろう。
 そうすれば、朝鮮半島情勢が激動するなか、もともと安倍首相を支持してきた多数派の国民は納得すると思う。
 
 
これ『森友「8億円値引き」は官僚のミス隠し 元通産官僚、八幡和郎氏が解説』と題した夕刊フジ3/26() 16:56の配信記事である。
 
 
この記事を見ていて、このヤメ官評論家八幡和郎氏本当に元官僚で評論家なのかと疑いをもって読んだ。確かに半分は、かもしれないところがあるにしても本質論から行けば、何の事ない安倍首相の御用組合評論家と言え、評論家とは呼べるに値しないと私は思う。全く状況証拠を見て考えていない。だからこその御用組合評論家だ! 元々私はヤメ官3人組(八幡和郎氏、高橋洋一氏、岸博幸氏)は殆ど信用してないし、むしろ軽蔑さえしてると言って良い。この3人の中でも、この八幡和郎氏は特に意見は私とは180度違う。本当に官僚だったのかと疑っているのが正直な気持ちである。
この人は国側の所有者として懸案の土地だから、大阪航空局が主導して、安倍夫人の昭惠さんはたまたまそれに呼応した森友学園の名誉校長だったに過ぎず、少しの影響さえなかったとの見解だが、この人頭は確かか、かなりいかれているのではと考えざるを得ない。良くこんな発想が出来ると驚く他無い。ある意味恥ずかしく呆れるしかない。何故なら、何でここに大阪航空局が出て来たかが見当違いも甚だしく、この人何も解っていない。黙って居ればよいものを、知ったかぶりして発言するから、人間性まで疑われ兼ねなくなる。何故大阪航空局が出て来たのか? 売主買い主の合意の上、ここの土壌汚染と地盤調査を民間の地質調査会社に頼んだら、軟弱地盤と検査結果が出たために、その通りにすれば何の事なかったが、そこが問題で、何としても軟弱地盤ではまずく都合が悪かった。だから売主である国側が、内密にそのように自由にするには、外部に検査依頼できなかったから、身内の大阪航空局にしたのであるのに、この八幡さんそれも解らず、素人をだますように、大阪航空局主導論に結論〆めたのである。売主の主導論だけでは今回の8億円の値引きは絶対に出てこないのである。この人の見解を聞いてれば本当にアホらしくなりまともには聞けない。じゃ何で売主である国の財務省の公文書決裁文書のこのような書き換え問題起きるのだ。全然説得論皆無ではないか。評論家の看板降ろした方が利口であると私は申し上げたい。