加計学園問題の告発者前事務次官の前川発言は正しくないと発言した岸博幸慶應義塾大学大学院教授は余りにも現実を知らなさ過ぎる!

中西哲生高橋万里恵がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。531日(水)の放送では、加計学園をめぐる前川前事務次官の発言について慶應義塾大学大学院教授の岸博幸さんに話をうかがいました。
学校法人加計学園獣医学部新設をめぐり、内閣府が「官邸の最高レベルが言っている」「総理の意向」として文部科学省に優先的な対応を求めたとされる問題について、同省の前の事務次官である前川喜平氏が、総理の意向だとする文章が確かにあったと発言。
さらに先日、前川氏は和泉洋人総理補佐官に「総理は自分の口からは言えないから、私が代わりに言う」と言われ、獣医学部新設の対応を早くすることを求められたとも語っています。
岸さんは前川さんの発言について、「まったく信じられないと思います。文書があったかどうかはどうでもいい。あったとしても、書いてある表現が本当に正しいのかという問題があります。(そうした表現は)内閣府も調査しているんですが、正しくないんです。おそらく文科省の下の人間が印象で書いたんでしょう」と真っ向から否定。
そもそも総理が圧力をかける必要があったのか。岸さんは「流出した議事録が書かれたのは去年9月です。先日報道された、官邸の和泉補佐官からプレッシャーをかけられたというのは去年9月。加計学園のライバル、獣医学部を新設しようとした京都産業大学から正式な提案が出されたのは去年の10月なんです。9月の時点では加計学園だけなので、そもそも圧力をかける必要がない」と指摘しています。
その一方、官邸側の姿勢にも問題があるという岸さん。
岸さんは「(官邸は)『調査の結果、文書がなかったので問題がない』と門前払い状態です。(この態度は)信用できますか。自分が調べたところ、(手続きに)おかしなところはなかったと思います。ならばそれを国会で明らかにすべきです。前川さんを証人喚問したり、文科省のペーパーを書いた人間を全員呼んですべての事実を並べればちゃんと明らかになるし、問題なかったという結論になると考えています」と話していました。(TOKYO FM「クロノス」2017531日放送より)
 
 

これ『【加計学園問題】一連の“前川発言”は、信用に値しない?』と題したTOKYOFM「クロノス」2017531日放送からである。

 
 
私はこれを見て、元霞が関官僚の岸博幸さん、出先の役人でない岸さんはやはり上から目線の中央官僚で、管理監督権利者とそれらを享受する出入り業者との関係には疎いと言うよりまるっきり知らないと見える。これは先日の拙ブログでの高橋洋一さんと全く同じである。大体こんなのが居る限り、決して役人と出入り業者の関係は絶対に進展は永久に無いだろうと思える。今回は違うが、下っ端役人の気持ちと行動は理解はされないだろう。
全く話は逸れた例え話になるが、選挙を考えて頂きたい。今でもまだ行われているが、選挙時の買収工作である。例えばここに二人の選挙民が居るとした場合、一人は堅物の分からず屋、もう一人は信念なくどっちに転んでもいい人間とすると、1票の買収工作はどっちにする?もちろんそれは堅物の人間には買収工作はやらない。何故か?堅物は金で動かないからである。これはその金額の多少には関係ない人間だからだ。一方の人間は全て金で動く。ある候補者が1票5000円で買収したとすれば、別の候補者は1票6000円で買収出来る。つまり結論は信念を持った堅物人間には何を仕掛けても動じないと言う事である。しかもそのような人間は僅か5分話せばあらかた解かるのである。逆に金ばかりではなく、付き合ったり話したりすればその人間はどんな人間かは、思慮と分別のある人間なら必ずや100%解かるものである。そう言う事考えれば、「森友学園」の籠池夫妻、「加計学園」の加計孝太郎理事長は、安倍晋三と言う男は頼めば受けてくれる男であるし、いやとは言わない甘い人間と踏んだからアタックしたのである。もしこの安倍晋三と言う男は頼んでも堅くて何もやってくれない男だったら、この二人はあからさまには安倍晋三と言う男には頼まなかったろうと思う。これが現実なのである。この岸さんや高橋洋一さんはそう言う世界を、経験したことが無いから言ってるんだと思う。そう言う意味においては、かわいそうなお二人である。余りにも現実を知らな過ぎる。いや知ってても安倍独裁権力者の御用組合の一員か(大笑い)