大分県は29日、県内のインフルエンザ患者数が国の定めた警報発令基準(1医療機関当たり30人)を超えたとして、今季初めての警報を出した。ノロウイルスを主な原因とする感染性胃腸炎の患者数も警報基準(同20人)を3週連続で上回っており、県は手洗いやうがいの徹底を呼び掛けている。
県によると、インフルエンザは県内58カ所の定点調査で20~26日の1週間の患者数は計2298人。1医療機関当たり39.62人となった。前々週は7.81人、前週は17.57人で、急増した。
年齢別では▽5歳以下 634人▽6~9歳 792人▽10~14歳 536人▽15~19歳 65人▽20~39歳 116人▽40~59歳 108人▽60歳以上 47人。県内7保健所のうち、西部、中部、北部など4保健所エリアで警報基準を超えており、最も多かったのは大分市保健所の60.56人だった。
全国的にはA香港型のウイルスが多く検出されているが、県内ではB型が6割を占め、2種類が流行している。
感染性胃腸炎は36カ所の調査で、20~26日の患者は772人。1医療機関当たり21.44人。東部、南部、中部など4保健所エリアで基準を超え、大分市保健所が32.80人で最も多かった。患者のうち9割以上が14歳以下だった。
県健康対策課は「インフルエンザ、感染性胃腸炎とも2月下旬ごろまで流行が続くとみられる。症状のある人は無理をせず、早めに医療機関に行ってほしい」と呼び掛けている。
県によると、インフルエンザは県内58カ所の定点調査で20~26日の1週間の患者数は計2298人。1医療機関当たり39.62人となった。前々週は7.81人、前週は17.57人で、急増した。
年齢別では▽5歳以下 634人▽6~9歳 792人▽10~14歳 536人▽15~19歳 65人▽20~39歳 116人▽40~59歳 108人▽60歳以上 47人。県内7保健所のうち、西部、中部、北部など4保健所エリアで警報基準を超えており、最も多かったのは大分市保健所の60.56人だった。
全国的にはA香港型のウイルスが多く検出されているが、県内ではB型が6割を占め、2種類が流行している。
感染性胃腸炎は36カ所の調査で、20~26日の患者は772人。1医療機関当たり21.44人。東部、南部、中部など4保健所エリアで基準を超え、大分市保健所が32.80人で最も多かった。患者のうち9割以上が14歳以下だった。
県健康対策課は「インフルエンザ、感染性胃腸炎とも2月下旬ごろまで流行が続くとみられる。症状のある人は無理をせず、早めに医療機関に行ってほしい」と呼び掛けている。
学年・学級閉鎖50校
県内の公立学校は29日、インフルエンザの影響で50校が学年・学級閉鎖した。前日より13校増え今季最多となった。
大分市の豊府小学校(956人)は29日から4学級を閉鎖。30日はさらに2学級を休業にする。鎌手勝公(かつひろ)校長は「今週になって急に欠席者が増えた。症状があれば早めに診察を受けるよう呼び掛けている」と話した。
29日から新たに臨時休業した学校は次の通り。(カッコ内の休業予定は土日の活動自粛を含む)
【学年閉鎖】▽国東市 安岐小▽杵築市 山香中▽佐伯市 明治小▽竹田市 南部小▽中津市 南部小(以上、31日まで)▽姫島村 姫島中(2月1日まで)
【学級閉鎖】▽別府市 鶴見小(29日)▽日田市 若宮小(30日まで)▽別府市 石垣小▽大分市 大分商▽杵築市 山香中▽佐伯市 渡町台小(以上、31日まで)▽日田市 東渓小▽大分市 金池小、豊府小、滝尾小、桃園小、明野東小、明野北小、三佐小、明治小、明治北小、松岡小、滝尾中、大分工▽由布市 挾間小(以上、2月1日まで)
県内の公立学校は29日、インフルエンザの影響で50校が学年・学級閉鎖した。前日より13校増え今季最多となった。
大分市の豊府小学校(956人)は29日から4学級を閉鎖。30日はさらに2学級を休業にする。鎌手勝公(かつひろ)校長は「今週になって急に欠席者が増えた。症状があれば早めに診察を受けるよう呼び掛けている」と話した。
29日から新たに臨時休業した学校は次の通り。(カッコ内の休業予定は土日の活動自粛を含む)
【学年閉鎖】▽国東市 安岐小▽杵築市 山香中▽佐伯市 明治小▽竹田市 南部小▽中津市 南部小(以上、31日まで)▽姫島村 姫島中(2月1日まで)
【学級閉鎖】▽別府市 鶴見小(29日)▽日田市 若宮小(30日まで)▽別府市 石垣小▽大分市 大分商▽杵築市 山香中▽佐伯市 渡町台小(以上、31日まで)▽日田市 東渓小▽大分市 金池小、豊府小、滝尾小、桃園小、明野東小、明野北小、三佐小、明治小、明治北小、松岡小、滝尾中、大分工▽由布市 挾間小(以上、2月1日まで)