【木村俊介】東京電力福島第一原発のタンクから高濃度の汚染水が漏れた事故で、海近くの排水溝で放射性ストロンチウムなどの濃度が11日に一時的に高まっていたことがわかった。東電はこの日まで、排水溝の上流で除染作業をしていた。「汚染水の一部が海に出ている可能性は否定できない」という。
排水溝は雨水などを流す設備で、直接外洋につながっている。外洋から150メートルの地点で、11日に採取した水からストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり220ベクレル検出された。放射性セシウムも104ベクレル検出された。12日に再び水を採取して測ると、放射性物質は検出限界値未満だった。
上流には、300トンの高濃度汚染水漏れを起こしたタンクがあり、漏れが発覚した直後に汚染水が排水溝に流れ込んだ。このため、11日に排水溝を高圧洗浄して、たまっていた泥などを除去する作業をしていた。その作業で放射性物質の一部が下流に流れた可能性があるという。
排水溝は雨水などを流す設備で、直接外洋につながっている。外洋から150メートルの地点で、11日に採取した水からストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり220ベクレル検出された。放射性セシウムも104ベクレル検出された。12日に再び水を採取して測ると、放射性物質は検出限界値未満だった。
上流には、300トンの高濃度汚染水漏れを起こしたタンクがあり、漏れが発覚した直後に汚染水が排水溝に流れ込んだ。このため、11日に排水溝を高圧洗浄して、たまっていた泥などを除去する作業をしていた。その作業で放射性物質の一部が下流に流れた可能性があるという。
これ「汚染水、外洋まで流出か 海近くの排水溝、一時高濃度」と題した朝日新聞デジタル 9月13日(金)12時36分配信の記事である。
しかしこの東京電力、震災の日から今日まで良く嘘をつけたもんだ。ここまで来ると悪い意味でアッパレである。震災当日より、この原発事故から逃げ出す退避を計画してた企業である。そんなに驚くに足りない。当初よりこの原発事故当事者でありながら、何故か他人顔。何の事無い、この原子力発電、国策だから自分ら1企業は被害者意識が根底にあったその意識、とてつもなくその責任は重いと言わざるを得ない。事故原因さえも想定外の津波のせいにし、およそ、地震の揺れでメルトダウンを認めようとしないその姿勢、なにをか云わんやである。
このお汚染水問題、それこそ事故当日より垂れ流しているのは明白である。それを漏れが発覚した等と何を寝言と言う他無い。しかも、漁業者の死活問題となる、このお汚染水漏れ問題、現時点では素人の私は断言できないが、恐らくこの海、二度と魚は取れないのではと考える。ある意味この漁業関係者に東電は死んで詫びる以外ないだろうと思う。それほど深刻化してしまった。「原発は安全である」として原発行政を主導した旧来の自民党と当事者東電はとてつもないこの保障どうするつもりか聞きたいものである。これは自民党と電力会社は形を変えた、大量殺人に等しくこれらは共犯者と言える。