野田首相よここまで来たらあなたは自公を引きずり込みやる事は1つである

「これまで経験のない困難を伴うことら、ことことことから……」
 
 野田佳彦首相が今国会で2日連続で、ろれつが回らない答弁を続けた。首相本人は「アナウンサーじゃありませんから」と打ち消したが、官邸関係者は「小渕恵三元首相も、倒れる直前はあんな感じだった」と健康状態を心配する。
 
 最近、首相に面会した政治家や官僚も「覇気がなく、上の空で話を聞いている」と口をそろえる。夜も「SP(警護官)の手間になるから」との理由で首相公邸にひきこもりがちで、外食は控え気味。官邸を訪れた若手議員に「吉野家の牛丼の具を通信販売で取り寄せている」などと説明しているが、酒豪で知られる首相は「相当、酒量は増えている。一升瓶をあけることもあるらしい」と前出の官邸関係者はこぼす。
 
「無理もない」と同情するのは、ある中央省庁の幹部だ。唯一の看板だった消費増税は法律を通した。
 
「外交はもともと好きじゃない。要するにやりたいこともなく、自分を見失いつつある」(同前)
 
 支えるはずの与党も、離党者が相次ぎ、内閣不信任決議案が可決される過半数割れまで、あとわずか。党内では輿石東幹事長を先頭に、衆院解散先送り論が大勢だ。
 
「数少ない話相手だった手塚仁雄代議士は、輿石幹事長らの圧力で、内閣改造首相補佐官からはずされた。いまや心を許して話せるのは藤村修官房長官だけになってしまった」(民主党議員)
 
 あまりの“ひきこもり”状態の野田首相に、自民党幹部が「解散させないために、首相の精神状態や健康を言い募って内閣総辞職させて民主党4人目の首相をつくる。そのうえで解散は来年まで先送りする民主党の作戦ではないか」と逆に疑心暗鬼に陥るほど。
 
 しかし、首相に近い議員は「今は与党にも野党にも死んだふりだ。ASEAN外遊からの帰国後の11月20日に解散する決意を固めている」と明かす。自民党公明党は「近いうちの約束を守らない首相はうそつきだ」と批判を強めており、所信表明で「正心誠意」と連呼した野田首相にとって「うそつき呼ばわりが一番、こたえているようで、なんとかしたいと思い詰めている」(前出・議員)という。
 
 燃えつき退陣か、破れかぶれ解散か。いずれにせよ野田氏が首相にとどまっていられるのも後わずかになりそうだ。
 
 

週刊文春WEB「週刊文春」編集部の記事である。
 
 

 思うに私は野田首相は、事ここまで来たらあなたは自公を引きずり込みやる事は1つであると私は思っていた。伝家の宝刀(解散16日と言明してしまったが)をてこに、あなたにやれるのは今しか無い!。3年前の マニフェスト=国民の願望 を、伝家の宝刀を餌に、金のかかる特に選挙制度改革とムダの結晶である公務員制度改革をこの際それを餌にドサクサ紛れでもいいからやる事が、自身の名声UPと起死回生の手段ではと私は考えている。それがひいては支持率のUPも同時に手に入れる事不可能では無い。是非やるべきと考える。もうあなたは疲れたのであろう。特に「うそつき」呼ばわりが耐え難いプレッシャーとなったのであろう。だからこそ「昨日党首討論で16日の解散」を言明してしまった。解からない訳ではないが、前記の仕業をやってからでもと私は悔やまれる。何故なら「自民党回帰」を私は願っていないからである。