赤坂議員宿舎の月額使用料引き下げに思う

 衆院議員や家族らが入居する東京都港区の赤坂議員宿舎の月額使用料(9万2127円)が4月から8万4291円に改定され、約8千円引き下げられたことが11日、分かった。
 赤坂宿舎の家賃は周辺相場の約5分の1とされ、「都心一等地の豪華マンションなのに安すぎる」と指摘されてきた。政府の消費税増税方針を受けて「まず議員が身を削るべきだ」との世論が高まる中で逆行した措置といえそうだ。
 家賃値下げは衆院管理部管理課が同日、赤坂宿舎に入居する議員らに文書で通知。値下げの理由については「建築後の経過年数による使用料の調整(減額)」と説明した。平成19年4月の入居開始から5年経過したため、値下げに踏み切ったとみられる。
 赤坂宿舎は国会や首相官邸に徒歩で通える距離に位置し、地上28階、地下2階の鉄筋コンクリート造り。総戸数は300戸で、間取りはすべて3LDK(約82平方メートル)。食堂や会議室、駐車場も備えており、東京23区内に住居を所有していない議員が入居できる。前宿舎の老朽化に伴い、総事業費約334億円で建て替えられた。
 
産経新聞の記事である。

 
 今政府は、「社会保障と税の一体改革」と称し、財源の不足の為に、それらを消費税で補おうとしている時に、別紙のように、豪華で格安家賃との批判を浴びている東京・赤坂の一等地にある衆院の「赤坂議員宿舎」の家賃が4月分から月額約8千円引き下げられた。
 この宿舎は地上28階建てで全300室あるけど、現在の入居議員は217人で 83の空室が残っているらしい。「議員厚遇」「議員特権」も甚だしい限りである。この時期議員さん方は何を考えているのだろうか。
 そして、それが国民の批判が噴出し始めたら、入居をためらう議員がいる事が空室の理由らしいけど、家賃(3LDK、82平方メートル)は、月9万2000円と、周辺物件の相場の約5分の1ぐらいだったそうである。それでも今回値下げである。このような事をやればやる程、国民との意識のズレは広がっていくばかりである。
 
価値観が全く違っているのだろうか?
国民の為に働いてもらいたいと思うが…
国民の負担ばかりが増えているような気がする。
政治家の1人1人がどうしようもないドラ息子に見えて来る。
ああ!世の中真っ暗だぁ!!!
 
 
参考までに、赤坂議員宿舎の概要と、国会議員の定数と費用の主要国比較の図表を添付致します
 
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