安倍元首相銃撃事件での要人警護のあり方を抜本的に見直すための検証する事も大事だが警察官の警護の常識を教え直す事こそ必要では?

 安倍晋三・元首相が街頭演説中に銃撃されて死亡した事件で、二之湯国家公安委員長は12日の閣議後記者会見で、現場の警護・警備について警察庁に検証を指示したと明らかにした。今回の警護の問題点を洗い出し、責任の所在を明らかにするとともに、要人警護のあり方を抜本的に見直すのが狙いだ。

 

 警察庁は、二之湯氏と委員5人の計6人でつくる国家公安委の下に検証チームを設置する。国家公安委は12日午後に臨時会合を開き、警察庁から検証方針について報告を受ける。

 

 事件後、二之湯氏が記者会見で答えるのは初めて。二之湯氏は「要人警護に責任を持つ警察所管大臣として重く受け止めている」とし、自身の責任や進退については「警察を指導していくことがまずは重要だ」と述べるにとどめた。

 

 安倍氏は8日午前、奈良市内で参院選の街頭演説中に、背後から車道を歩いて近づいた無職山上徹也容疑者(41)に銃撃された。1発目の2~3秒後に撃たれた2発目が命中したとみられ、失血死した。

 

 事件後、安倍氏の後方の警備が手薄だったことや、山上容疑者が歩道から車道に出た時点で警察官が声をかけなかったこと、1発目の発砲後に安倍氏を伏せさせるなどして2発目を回避できなかったことなどが問題視されている。

 

 検証チームはこうした点を詳細に分析する。また、元首相の警護は都道府県警が計画を作成し、警察庁への報告は必要ないことになっていたが、そうした警察庁の関与のあり方についても検証の対象とする。

 

 事件については、松野官房長官が11日、警察庁から「警護・警備に問題があったと認識している」と報告があったことを明らかにした。奈良県警の鬼塚友章本部長も9日の記者会見で「極めて重大かつ深刻に受け止めており、責任を痛感している」と話していた。

 

 

これ「安倍氏後方の警備手薄・車道に出た男に声かけず…警察庁に検証チーム、要人警護を見直しへ」と題した読売新聞 2022/07/12 13:03の配信記事である。

 

 

私的にはあの時の警護本当に稚拙だったと思うので、今時の若い警察官には警護と言う勤めの常識を教えるのが最初ではと思う。何も難しい事教える必要は無い! 守るべき人を守る最低の常識を教えるべきである。そうすれば警護する人を見て群衆に背を向ける事はしないだろうからと思う。