自民党新潟県の現職衆院議員が政治の裏話を暴露したが政治家としての空気を読まない発言は例え正しくとも周囲の同意は得られないであろう

自民党の泉田祐彦衆院議員(59)が、選挙で3000万円の金銭を要求されたと衝撃の告発をしました。名指しされたのは“新潟の政界の重鎮”です。 ■泉田議員 “30分間会話”録音か 自民党・泉田祐彦衆院議員:「令和3年10月31日に投開票された第49回の総選挙において、『払わなければ選挙に落ちるぞ』という文脈で、金銭要求がありました。要求したのはですね、星野伊佐夫自民党長岡支部長であります」 泉田議員に裏金を要求されたと、公の場で名指しされたのは、自民党の星野伊佐夫新潟県議(82)。県議を12期務め、県議会議長や、自民党県連会長なども歴任した、まさに“新潟政界の重鎮”です。 泉田議員は、星野県議から裏金の要求があったとする30分間の会話を録音しているといいます。 泉田議員:「印象的なところを申し上げると、『2000万や3000万をもったいながったら、人生終わるよ?』『そこなんだよ』というお話がありました。そして加えて、『いちいち警察に報告するわけじゃないんだから』という発言もありました。『だって広島で事件あったばっかりでしょ』と言った瞬間にですね、『そんなこと言えば、きりがないから』『そんなのは表面の話なんだから。そういう世界だから』」 その後、泉田議員はどうすればいいのかと尋ね、星野県議はこう返したといいます。 泉田議員:「『どうすればいいですかね?』に対して、『この話は、早くいえば、秘書の耳に入れてもいけない。あんた一人の腹にして、そして誰か信用できる人を使う。誰にも言ってはいけない、この話は」という発言がありました」 ■星野県議は「事実無根、迷惑」 裏金を要求したと名指しされた、星野県議は事実無根だと、完全否定しました。 新潟県・星野伊佐夫県議:「((Q.泉田さんと9月4日に会って、裏金を要求した事実はある?)ありません。はっきり申し上げる。ない。全くない。でたらめ。何か証拠出たんですか?ないでしょ、録音。言ってないんだから」「(Q.星野県議から、払わなければ選挙に落ちるぞと言った?)ありません。なおさらない。そんなこと。だから証拠をもらわないとダメでしょ、あなた方は。だって、おかしいと思わない、これ?なぜ、出さないわけ、あるなら?事実無根、迷惑」 ちなみに、泉田議員は、小選挙区で落選。辛くも比例北陸信越ブロックで復活当選しました。 泉田議員は裏金を要求したとして、星野県議の除名を自民党新潟県連に求めたといいます。 泉田議員:「その時、申し上げたのは『証拠あるの?』っていう話で。『もちろんです』と答えています。それで『誰?』って聞かれて『これ?』、こういう感じで『これ?』って言われたんで。『そうです』と答えてます」 結局、新潟県連は「一切、関わらないという結論になりました」と、泉田議員に連絡してきたといいます。 泉田議員:「そもそも(県連が)対応しないっていうほうが、私は理解できません。(音声が)いずれ出ますので、お待ち下さい」

 (「グッド!モーニング」2021年12月2日放送分より)

 

 

これ「“新潟政界の重鎮”裏金要求?自民・泉田議員が告発」と題したテレ朝の021/12/02 12:51のニュースである。

 

 

この方勇気のある方である。

全くおっしゃる通りであるが、政治に携わる関係者であれば、タブーに踏み込んでしまったと言えるだろう。政治に無知か興味のない方には共感を得られるだろうが、こんな事日常茶飯事で当たり前に行われてる事であり、むしろ驚く方がおかしい事である。この方のように無垢で正直な方が全てであれば世の中不正等無くよろしいのだろうが、我々のように裏の裏まで解って居る者にとってみれば、逆に違和感を持ってしまう。実際我々の方がおかしいのだが、現実の政治の世界で言えば我々の方が正当で、この方のほうがおかしく必要悪も解らない堅物と言われ、今後の政治の付き合いは敬遠されるであろう。