菅政権は手も足も出なかった パフォーマンスに優れた小池都知事の完全勝利である

東京都の小池百合子知事は9日の記者会見で、政界で取り沙汰される国政復帰の可能性について、「知事職にあって新型コロナウイルス対策や東京五輪パラリンピック(開催準備の)の真っただ中にある。(国政復帰は)頭の片隅にもない」と否定した。

 

小池氏と良好な関係にある自民党二階俊博幹事長は8日のテレビ番組収録で、小池氏の国政復帰に関し、「国会に戻ってこられるならば、それも大いに歓迎だ」と語った。小池氏は「二階先生からはいつもご指導いただいており、感謝申し上げたい」と述べた。

 

 

これ『小池知事、国政復帰「頭の片隅にもない」』と題した産経新聞2021/07/09 15:24の配信記事である。

 

 

政界においてズル賢さだけは右に出る者が居ない程の小池百合子都知事である。

2020東京五輪が無観客で決着したは、正に小池百合子都知事の術中にハマってしまった。

有観客での五輪で成功を収めその勢いで解散総選挙で勝利して長期政権を目論んでいた菅首相は完全に裏をかかれてしまった。何か役者が違う事を印象付けられた気がする。このままの勢いで国政に突っ走して下手すれば、小池政権誕生だなんて事無いだろうが、衆参合わせた自民党国会議員400人弱の議員全てがこの沈滞下の現状に救世主に見える小池百合子都知事の国政参画に反対する議員等1人も居ないだろうし、下手すれば下手する状況を歓迎するに違いない。それほど菅首相の足元は揺らいでいる。