夏の甲子園の高校野球大会も中止になれば高校球児だけではなく若者の人生一生の思い出が幻となる悔しさに言葉もない!

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、全国高等学校体育連盟(全国高体連)が26日、今夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)の中止を決めた。日本高野連は同日、夏の大会開催可否について、全国高体連の判断を参考にする姿勢を明らかにした。高校スポーツの祭典が史上初の中止となったことで、第102回選手権大会の開催にも影響が出るのは必至。5月20日に運営委員会を開いて開催可否などを話し合う見込みだが、選抜中止に続き、またも大きな決断を求められる。

 夏の甲子園が開幕する8月10日に同日開幕するはずだった、全国高校総体(インターハイ)の中止が決定した。日本高野連・小倉好正事務局長はこの日、書面でコメントを発表した。

 「このたびの決定が直接影響してくるかは分からない」と前置きしつつも「協議を重ねていく上で、高体連の決定に至るさまざまな検討内容を参考にさせていただきたい」と明かした。

 高校野球新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月11日に選抜大会の中止が決定した。夏の都道府県大会は6月20日に沖縄を皮切りにスタートし、甲子園大会が8月10日に開幕予定。高野連は5月20日の大会運営委員会で開催の可否を協議する。

 選抜に出場予定だった球児たちが流した涙も乾かぬうちに、夏も新型コロナの影響を大きく受けそうだ。全国に緊急事態宣言が発令されたこともあり、すでに全国9地区の春季大会と47都道府県すべての春季地方大会(準々決勝後に打ち切りの沖縄県を含む)が取りやめとなった。全国的に休校が続き、練習すらできていない状況で、高野連も夏の大会に向けて「影響は大であるといえる」と明言している。

 5月6日に緊急事態宣言が解除されたとして、すぐに元通りの生活に戻れるかどうかは不透明。高野連高体連に加盟していないが、高校スポーツの祭典がこの時期に中止を決めたとなれば、高校野球も危機に追い込まれる。今年度のインターハイ東京五輪パラリンピック開催(2021年に延期)の影響で、北関東を中心に21府県での広域開催を予定していた。夏の甲子園も地方大会を経て代表を選出する。広域開催という点では状況は一緒だ。

 感染予防策などの検討を進める高野連は、3月中旬に高体連事務局を訪問。「相互の全国大会などについて情報交換を行った」という。各地で感染者が増える中で、すでに愛媛・弓削商船高専が夏の愛媛大会出場を辞退するなど、影響は出始めている。

 3年生の球児にとっては最後の夏。コロナ禍で選抜、春の地方大会に続いて、1試合の真剣勝負も経験できないまま、高校生活を終える可能性もある。見えない敵によって、戦後初となる夏の大会中止が現実味を帯びてきた。

全国高等学校野球選手権大会 1915年に全国中等学校優勝野球大会として大阪・豊中グラウンドで開催された。24年の第10回大会から甲子園球場で実施。48年の30回大会から現名称に変更。78年の第60回大会から49代表制となり、2018年に第100回大会から開かれた。中京大中京(愛知)が最多の7度優勝。大会中止は過去2度で、1918年の第4回大会が米騒動、41年の第27回大会は戦局が深刻化したため。42-45年までは中断し、46年の第28回大会から再開した。


これ「夏の甲子園、中止危機…インターハイ中止の余波、センバツに続き球児に試練再び」と題したサンスポ 4/27(月) 5:00の配信記事だ!


高校球児や高校生だけでなく我々大人の野球ファンの楽しみも消えてしまう。プロ野球に無い本当の真剣勝負が見れなくなる悲しさは計り知れない。今更文句を言っても始まらないかも知れないが、あの中国当局の恣意的情報の操作には正直腹が立つ。今後の全世界からの仕打ち、中国は解っていないかも知れないが、全世界からの孤立が避けられないだろうと思うが、今後予想される世界大恐怖が恐ろしい。