都会の不安をよそに小中高全国一斉の休校要請をした安倍首相は子供の健康第一を担保に自らのジレンマの払拭に動いた結果だ!

 新型コロナウイルスの感染拡大防止で、安倍晋三首相が3月2日から全国の小中高校や特別支援学校を臨時休校にするよう要請すると表明した。突然の方針に教育現場や保護者らに衝撃が走る一方、子どもを守るためには必要だと理解を示す声もあった。
 27日午後6時半すぎ、全国の小中高校休校のニュース速報が伝えられ、保護者の間に驚きの声が上がった。「授業はどうなる」「入試は予定通り行われるのか」「親はどう対応すれば」「どこに確認すれば」と不安と動揺が広がった。
 学校の休みが決定して喜ぶ子どもとは反対に、親は複雑な心境。学校は休みで学童は子どもを預かってくれるのか、会社は休みを認めてくれるのかとの声が聞かれた。
 小学校1年の娘(7)がいるさいたま市の50代の男性会社員は「まさかと思った。妻もフルタイムで働いており、帰宅は午後7時すぎ。学童保育も休みになってしまうのか。まだ小さいので長時間、一人で留守番させておくこともできず、どちらかが休まなければならない」。新学期は4月8日からで、「1カ月以上も仕事を休むわけにはいかない」と頭を抱えた。


これ『<新型肺炎>衝撃…突然の休校 保護者ら驚き「授業、入試どうなる」 夫婦フルタイム、学童、会社休めるか』と題した埼玉新聞2020/2/28 08:54 の配信記事である。


何の事無い新型コロナウイルスの感染拡大を招いた政府の初動措置の遅れと、それの因での内閣支持率低下を恐れたための宣言であり、不純さは否めない。またその中で「安倍1強の環境」が後押しした事も否めない事実である。
あの数年前にオドオドして政権を投げ出した時のあの安倍さんがとも思った。
最近の安倍さんのあの「自信」はどこから来るのか、私は今もって解らない。
今後予想も出来ない混乱のリスクを考えた場合、これだけの発信出来る安倍首相、私は嫌いだがある意味凄いと思った。
これが功を奏し新型コロナウイルスの拡大を防止できれば、安倍さんは英雄となり、そこまで読んでるとは思わないが、とんだレガシーともなろう。