理想の総理大臣は小泉純一郎元首相? ある特殊な報道機関の調査

 東日本大震災原発事故の対応に追われる菅内閣。報道機関の調査によれば、震災前より内閣支持率は上向いたが、往時の勢いとは程遠い。先日行われた統一地方選の結果からも、民主党政権に対する国民の厳しい評価が感じられる。
 では、いったいどんな内閣ならこの事態にふさわしいというのか?
25~34歳の男性ビジネスマン1000人に、現役&元政治家から「理想の内閣」を選んでもらった。
 まず内閣の要、総理大臣になって欲しい人の1位は小泉純一郎氏(30.4%)、続いて石原慎太郎氏(10.4%)という結果に。引退して2年近く経つも、いまだ小泉氏の人気は根強い模様。2位の石原氏と併せて、危機を乗り切る強いリーダーが求められているようだ。
 総理の女房役、官房長官東国原英夫氏(11.4%)が1位に。官房長官は政権の「顔」。タレント時代の親しみやすさと、県知事時代の発信力が期待されての結果だろう。
 他の主要閣僚だと、外務大臣前原誠司氏(10.4%)、財務大臣竹中平蔵氏(19.4%)が1位に。外務大臣を辞任したばかりの前原氏の1位はやや意外だが、小泉時代にらつ腕を振るった竹中氏の人気は順当か。防衛大臣には、ここでも石原慎太郎氏の名が挙がり1位(10.7%)で「入閣」。タカ派イメージの強い石原防衛相なら、他国にナメられることなくビシビシ言ってくれそうという期待感だろう。2位には自民党石破茂氏が10%近い支持を集めランクイン。軍事オタクとして名高い同氏はネット世論で支持が高いとされ、人気ぶりをうかがわせる結果となった。
 注目は、官房長官に8位(3.8%)でランクインした枝野幸男氏。震災後、不眠不休で奔走し会見する姿には海外メディアからも称賛の声があがったといわれるが、そんな枝野氏には官房長官を続けてほしい人が結構いる模様。との報道がR25.jpよりあった。
 
 
 私はこの報道を見て、何年前の調査だ?と正直思った。
 思うに我々年配者と違う若者達はやはりマスコミのイメージが強いと思った。

 これらの調査人は恐らく主観だが、25歳~30歳の人達だろうと思う、しかも、あまり政治に興味を持たず、選挙にもあまり行かない種の人達ではと私は思った。
 こんな政治に興味を持たなくなった若い人が増えるようになればそれこそ日本の危機である。
 
 

※このR25.jpとは何かを調べれば次のように
R25』(あーるにじゅうご)はリクルートが発行するフリーペーパー。2004年7月1日に創刊した。首都圏30km圏内(東京、神奈川、千葉、埼玉の各一部)の主要鉄道駅、東京都心10区内のコンビニエンスストア・大手書店、ターミナル駅周辺の飲食店など合計約1950ヶ所に設置されたスタンドで無料配布されている[1]。
創刊時は毎週木曜日発行だったが、2009年10月1日発行の250号より第1・3木曜日発行になった。 2011年1月20日からは大阪市周辺や名古屋市でも発行するようになった。
 求人情報誌などを発行するリクルートが初めて手がけた総合週刊誌とされる(現在は週刊ではない)。発行部数は一都三県で50万部。誌名の「25」が意味する25歳から団塊ジュニア層の34歳までの男性という従来型総合週刊誌の購読者より若い年齢層をターゲットにして、政治や社会などの時事情勢の解説、著名人へのインタビューなどの記事で構成される。通常52ページと通勤時の電車内でちょうど読みきれる程度のボリュームで、各記事も一駅分ほどのコンパクトさにまとめる方針がとられている。
 リクルートの社内新規事業提案コンテスト「RING」で、20代社員が提案し受賞した企画が事業化の出発点となったといわれる。求人や不動産などの物件広告を収益源とする事が多い同社の雑誌としては珍しく、俗にナショナルクライアントと呼ばれる大手広告主からの広告を収益源としているようである。初代の編集長は田中耕介、2代目は藤井大輔、現在は3代目の編集長を柿崎隆が担当している。
 収入源として通常の記事や広告以外に宣伝効果を狙ったタイアップ広告が多数掲載されている。また、特集号として一冊まるごと特定のテーマを特集した増刊号をしばしば発行している。