野田総務相、岸田文雄政調会長とも自民党総裁選不出馬 毒まんじゅうでも食らい目が眩んだ?

 9月の自民党総裁選に立候補が取り沙汰されていた、岸田派の岸田文雄政調会長24日、出馬を見送ることを表明した。
 前回、石破氏は地方票で安倍首相を上回り、国会議員の票で逆転という薄氷の勝利だったこともあって「安倍首相はできれば、無投票で続けたい意向もあるようだ。だが、反安倍側には無投票になれば、憲法改正などを白紙委任することになり、安倍首相が好き勝手にやっているという思いが強い。
 そこで、官邸サイドで推薦人を集めて、河野太郎外相を推してはという話が浮上している。河野氏が出れば、地方票に強い石破氏の票が割れてこちらに有利だ」(自民党中堅議員)
 だが、こういう見方をする自民党のベテラン議員もいる。
岸田氏が不出馬を決め、古賀氏が動きやすくなった。前回の総裁選でも、野田氏を擁立しようと動いていた。今回も古賀氏が動けば、新たな流れが出るかもしれない。古賀氏は『総裁選が無投票で安倍氏に何のハードルもなく、好きにやられている』と総裁選すべきと常々、語っているのでなにか策があるのかもしれない」
 9月の総裁選が八百長試合のようにならないことを祈るばかりだ。(本誌取材班)
週刊朝日オンライン限定記事
 
 
これ『側近も欺いた岸田政調会長の総裁選不出馬 野田総務相も消え、官邸が用意する意外な「かませ犬」』と題したAERAdot7/25() 11:34の〈週刊朝日〉の記事である。
 
 
またもや安倍官邸の人海戦術に負けてしまった。恐らく野田総務相、岸田文雄政調会長とも安倍側近の切り崩しにあったためだろう。政治権力はマメさが不可欠である。野田、岸田両氏の側近連中、毒まんじゅうでも食らったのだろう。振り出された手形を受け取り、野田・岸田両氏の側近連中、親分に勝馬に乗って、ポスト要求した方がとも言ったのではと私は想像する。だが政治の世界はそんなに甘くなく、誰かが言った「政治の世界は一寸先はヤミだ!」との言葉通り、今安倍さんが三選し引き続き組閣後、やっと解るだろう。政治の世界だけは手形は空手形なのである。それも解らない公家集団宏池会なのだろう。