今回の森友学園籠池理事長夫妻を逮捕したのは真実がばれるのを防ぐためで、口封じの意味を持つ、国の司法を抑えた公明が恐ろしい!

<父や母を解放して下さい。明らかに政治の弾圧。権力の弾圧だと思います>――3カ月も当局に拘束されている籠池夫妻の長男・佳茂氏が、たまりかねてフェイスブックに真情を吐露した。
 森友学園籠池泰典前理事長と妻・諄子氏が国の補助金詐欺の疑いで逮捕されたのは7月31日。その後、大阪府補助金詐欺でも逮捕・追起訴されているが、保釈はもちろん佳茂氏ら家族との接見も許されない異常事態が続いている。完全に政治犯扱いなのだ。
 政権に目障りな人を長期間拘束するのは安倍政権の常套手段だ。昨年10月、沖縄の基地反対運動のリーダー、山城博治氏が微罪で逮捕され、5カ月間身柄を拘束された。4カ月半は家族との面会もかなわなかった。山城氏が言う。
「境遇が似ているので籠池さんのことは心配しています。私の時は『奥さんが面談に来ていた』と聞かされて、会えずに帰っていく姿を想像してつらかったですよ。男はともかく、奥さんの諄子さんは子どもにも会えなくて大丈夫でしょうか。起訴しても、なかなか公判を開かずに拘束し続けるのも私のケースと同じです」
 起訴したということは、検察は必要な捜査を終えている。起訴後は釈放が原則なのに、家族にも会わせず、ズルズル拘束。籠池氏の口封じの意図は明らかだ。
 検察の裏金を告発しようとして突然、逮捕・起訴された元大阪高検公安部長の三井環氏が言う。
「拘束はかなり長期化するのではないか。籠池氏が表に出ると、政権に都合の悪いことが次々と明らかにされる。マスコミも注目し、森友問題が再燃してしまう。家族との接見を認めないのは、夫妻を精神的に追い込む意図のほかに、家族経由での籠池氏の情報発信を封じるためです。それほど、安倍政権は籠池氏を恐れているのです。裁判所は政権の都合で動いています。これが日本の司法の現実です」
 今や裁判所は政権延命の装置。国民はもっと騒ぐべきだ。
 
 
これ「籠池夫妻拘束3カ月超 安倍政権の政治弾圧に司法言いなり」と題した日刊ゲンダイ2017119日の記事である。
 
 
この通りだけじゃあない。私がこの拙ブログで指摘したように、安倍政権に於いては三権分立は存在しないと言った方が良いのである。自分に都合の悪いのには力ずくで抑える、言い換えれば独裁・恐怖政治と言えるものである。何度も指摘したように、連立与党の一角の公明党創価学会の司法の職員(検事や裁判長・裁判官及びその行政職員)に占める割合は半端ではなく、今日現在七割にまで達していると指摘したが、そのうちほぼ全員が公明党創価学会員で占められるだろうと思われる。それが何を意味してるか解ろうものだが、法や理屈が及ばず、政権の思うがままに管理されると言う事にもなるのである。そうなれば世は暗黒の世界になるとも言えるのである。それを逮捕されたこの森友学園の籠池理事長夫妻が身をもって発信してるのである。我々国民はそれを注視し、現在の安倍自民と公明党のやり方を監視して、とんでもない世の中に向かうのをいつでも防げる体制にしなければいけないのである。だが安倍首相はそれに気付いていない。