東京都の豊洲市場(江東区)の移転問題で、移転決定時に知事だった石原慎太郎氏が3日午後、都内の日本記者クラブで記者会見を開いた。石原氏は「小池百合子知事は権限を持って市場を豊洲に移転すべきだ」と述べ、移転を決めた自身の判断が正しかったと強調した。
石原氏は会見の冒頭で「やるべきことをやらずにほったらかしにして、補償などにべらぼうな金がかかっている。今回の混迷、迷走の責任は小池知事にある」と主張。「豊洲市場は危険ではない」とし、早期移転を進めるべきだとの見解を示した。
その後、石原事務所の職員が、東京ガスの工場跡地を市場用地として購入した経緯などについて説明する文書を代読した。文書では「用地取得交渉は副知事だった浜渦武生氏に任せており、逐一報告は受けていない」とした。
また、2008年5月までに用地から環境基準値の4万3000倍のベンゼンが検出され、土壌汚染対策が必要となった際、総額586億円(当時の試算)の土壌汚染対策工事のうち、東ガスの負担分が78億円にとどまったことについては「私には詳細な契約文書を判断する知見はない」とした。【川畑さおり、芳賀竜也】
私はこの会見中継全部見たが、何で今このような会見を開くのかこの石原慎太郎と言う男、随分と頭が悪いように感じた。もっとも百条委で罰則を受けないがためとは言いながら、今まで忘れたあるいは記憶にないと言ってた人が、こんどはみんな話すと言ったり、自分が話せば困る人が出て来るだのと思わせぶりに話しながら、終わってみればアホらしく、何の進展も何の新事実も出てこなかった。何の会見だったのか。この人かなりバカと思えた。聞いてて、この人都庁で本当に仕事してなかったのだろう。知らない記憶にないのは、1週間に僅か1~2時間ほどしか居なく、まさに決済のハンコ突くためにだけ登庁してたようなものだから、現場実務も殆ど解っていなかったのだろうし、またこんな厚顔の無責任男見た事無い。この石原慎太郎と言う男、自分の犯した行動を棚に上げ、他人に責任をなすりつけるとは、人間にあるまじき行為である。国民の了解は得られないと私は思う。言うに事欠いて、現状を小池知事の責任と言うはとてもじゃないが余程ズルイ人間と判断せざるを得ない。現状の豊洲が営業地にふさわしくないとの試験結果が出たから延期したまでの事。それを混迷と決めつけ責任を小池知事に転嫁するとは、この人頭がおかしいか、余程頭が悪くバカだとしか思えない。人間、組織のトップとはどういうものかもわかっていないで、良くも東京知事に立候補したものだと私は思う。どれが良悪かをここで議論しても、こんなバカを相手にしても結論は出ない。例えどんなに理屈を通して責任逃れをしても、日本の政治・行政上の道義的責任は逃れようは無いのである。この人何だかんだ言いながらも、豊洲移転をいちばん望んだのは自分だったと言う事を忘れている。とにかく自分で穴開けた政策で首が回らなくなり、4300億円で売れる築地跡地だけが頼りだったからである。それはとりもなおさず、自分の気まぐれの政策、新銀行東京の1000億円から2000億円も必要とする、穴埋めがほしかったからである。それを知ってか知らずかは別としても、全て部下のせいにする事にはもって生まれた人間としての矜持の問題でもある。もはやこの男には自分がこの国での人間としての、これまで作家生活や東京都知事を続けた功績等全てを無にしてしまった事にさえも気づいていないみたいだ。今後どこに行っても、誰と会っても、「あああの人か、あの時のズルイ人」と言うレッテルは一生ついて回るだろうし、この男何を言っても何をほざいても誰も信用もしないだろう。
この会見が逆効果だったことも解っていないだろう。かわいそうな男である。