「森友学園」への国有地売却問題での安倍首相は宰相としてふさわしく無い?

 妻昭恵氏が新設される小学校の名誉校長を務めていたことが、異例の手続きに影響を与えたのではないか――。学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題をめぐる6日の参院予算委員会の審議で、安倍晋三首相は「(役人が)忖度(そんたく)した事実がないのに、(あると)言うのは典型的な印象操作だ」と述べ、野党側の指摘を強く否定した。
 民進党福山哲郎氏の質問に答えた。答弁が長くなり、途中で山本一太委員長から「総理、簡潔にお願いします」と求められる一幕もあり、福山氏は「私は(質問で)『昭恵夫人は被害者かもしれない』と申し上げ、犯罪者扱いなんかしていない。何をそんなムキになっているのか」と指摘した。
 答弁で、首相は「法的に正しい根拠を持っていれば、私も妻も関係ないじゃありませんか。さらに私も妻も(財務省)理財局長等に(国有地売却に絡む話を)言っていないのに、名誉校長に安倍昭恵という名前があれば印籠(いんろう)みたいに恐れ入りましたとなるはずがない」と反論。山本委員長が簡潔な答弁を促した後も「私と妻がまるでかかわっているかのごとく、まるで大きな不正、犯罪があったかのごとく言うのは大きな間違いだ」と続けた。
 福山氏は質問で「昭恵夫人もかかわっていない、ひょっとしたら被害者かもしれないと考えたいが、(売買手続きの遅れで)役所は(開校)延期になったら、首相に恥かかせることになると考える。そういう状況を作ったこと自体が問題ではないか」とたずねていた。(南彰)
 
 
これ『首相「昭恵の名前は印籠じゃない」 森友学園問題で反論』と題した朝日新聞デジタル36 1256 の報道記事である。
 
 
安倍さんは役人気質とはどう言うものなのかほとんど解っていないと言うか、解っていても関わっている事を気づかれたくないから知らないふりなのかのどっちかだろう。
第一役人って常に何を考えて仕事してるのか。私は彼らと付き合って来て思うのは、変わり身の早さと言ってよいだろう。役人として市民のために仕事を一生懸命なんて言う役人の鏡等は当に戦前で尽きていて、今はひたすら自らの責任回避のタメに仕事してると言ってよい。唯一従順と見えるのは、上司への忠誠心である。まして自らの所属する長の関係事に出会えば頼まれなくても、気を利かし相手が喜ぶか、もしくは褒め言葉を頂く?のが第一と思って仕事してるのである。この役人の気質で言えば、差し詰めこの「森友学園」の開校への国有地売却等は、首相の妻である、米国で言えばファーストレディが名誉とは言え校長である。役人にとってはそれの経過云々は別として、審査する以前の話となってしまう。それをさも「自分は何もしてないのにしたように」と言う安倍首相は少なくても、役人気質を知らなすぎる。そりゃそうだ。ファーストレディへの国からの5人もの随行職員があっても公人ではなく私人と理解をする首相である、解かる訳ないか(笑い) そんな事言う前に自分の妻がそう言うところに名を使う事こそ、国の宰相としての慎重さが足りなかったと言うべきで、他人に言うべき事では無いし、役人に対して無言の圧力となる事が解らなかったのか。最近の支持率にかこつけやり放題の慢心がここにも出たと言うべきだ。しかもこの学校名が「瑞穂の國記念小學院」とは現世においてふざけてるし、「安倍首相万歳」と叫び、国のトップとしてこの学校教育の韓国や中国敵視教育を考えたら、静観してた事それこそが罪になる筈である。今の東京都の豊洲問題の石原慎太郎都知事と大して変わらない頭の悪さである。