黒田日銀総裁の国内景気の先行きについて「緩やかな回復を続ける」との見通しは開き直りか

 日銀の黒田東彦総裁は4日の金融政策決定会合後の記者会見で、国内景気の先行きについて「緩やかな回復を続ける」との見通しを述べた。4~6月期の国内総生産(GDP)が大きな落ち込みとなったが「1~3月期とならしてみれば潜在成長率を上回る成長を続けている」と分析し、景気の先行きについて従来の見方を維持した。消費に関しては「消費増税に伴う反動の影響は徐々に薄らいでいく」との従来の見方を継続した。
 設備投資は「企業収益が改善するなかで緩やかに増加している」とし、個人消費も「基調的に底堅く推移している」と、ともにこれまで通りとの見方を示した。ただ、住宅投資については「駆け込み需要の反動減が続いている」とし、市場の回復の遅れを今回新たに指摘した。為替の円安傾向が続いているが輸出については今回も「弱めの動き」とした。今後については「緩やかに増加する」と述べた。
 消費者物価については(消費増税の影響を除いたベースで)「しばらくの間1%台前半で推移する」とし、想定通りの道筋をたどっているとの見方を示した。
 安倍政権の改造内閣が発足したことについて「我が国の様々な課題に適切な対応をしてくれるものと期待している」とし、「緊密な連携をとっていきたい」と述べた。
 最近の円安傾向については「日本経済に特にマイナスというこはない」と語った。
 日銀は金融政策決定会合でマネタリーベースを年間60兆~70兆円に相当するペースで増加させる量的・質的金融緩和政策を続けることを委員の全員一致で決めている。

これ『日銀総裁、追加増税「財政健全化の進展は極めて重要」 』と題した日本経済新聞社の9月4日15:48の報道記事である。

 黒田さんそんな事言ってる場合か。自分が言った事を考えれば、あなたは切腹者である。とうに安倍さんと「アベノミクス」の責任を取っていなければならないのである。安倍さんだって内閣の改造なんて無責任もほどがある。今の国民の好況感あなた方が言ってるようになっているか?むしろ、好況どころかガソリンをはじめとして小麦粉等の輸入品の値上がりや、天候不順による野菜等の値上げでとてつもない酷い暮らしに陥ってるのである。この仕返しは必ずや今後の国政選挙でなされると確信する。笑っていられるのも今の内である。
 これらの詳細についてはこの9月3日付拙ブログでの「この経済指標と現状をを見れば消費税10%なんかとてもとても 」と題した記事を参照されたい。