安倍元首相の総裁選への出馬に自重求めた森元首相は当然だ

 自民党森喜朗元首相は2日のテレビ朝日番組で、総裁選に出馬の意向を固めている安倍晋三元首相に対し、平成19年に首相を辞職した経緯を踏まえ、自重を促した。「首相を辞めたのは身体の関係だ。国民にきちんと説明できているのか。国民がどう見ているかが大事だ」と述べた。
 同時に「憲法改正や教育の見直しをやりたいという理想は素晴らしいが、安倍氏の存在を示すには首相にならなくてもいい」と強調、閣僚などで実績を積むよう求めた。
 安倍氏は19年7月の参院選で惨敗し、与党が少数となる「ねじれ国会」を招いた後の9月、臨時国会で各党代表質問の直前に健康問題を理由に退陣表明した。
 
 
産経の報道だ。

 
 流石森元首相、長老の資格ありだ!。
 
 もしかすれば、連立内閣の首相となり得る自民党総裁である。5年前突如敵前逃亡をした安倍元首相である。少なくても森喜朗元首相が言うように、国民の理解が得られるかだ。誰かが言わなければならなかった。しかし、誰も言わない。当然に自分の身が可愛いい。進んで荒波に出る事は無い。この議員心理が今の政治を象徴してるし、荒廃を招いても居るのである。しかし、引退を表明した森元首相にはしがらみも無い。ある意味当然か。見方を変えれば、町村さんに最後の餞だったのか。古い政治家の特徴だろうが、機を見る質はやはりと言う他無い。ところがその安倍元首相以後たちの新人類政治家は、それを恩と考えず、至極当然と考える政治家が、いや当り前で忘れてしまう政治家が余りにも多い事が、ギスギスした永田町の常識ではあるまいか。残念な事である