政治がらみの統計データは面白い

 私はガキの頃から数字が好きだった。特に社会科の都市人口や、海や山等のデータを並べて比較するのが好きだった。当時はまだデジタル化は当然してないから、新聞記事等のスクラップが主だった。人口は当然その数と密度、海や山等はその広さ(高さや深さ)や大きさである。これらを並べて順位付けするのが好きだった。子どもながらに変わっていたのである。今で言う数学の「確率と統計」であった。確率は嫌いだったので、統計データを並べて順位付けし、自己満足してた。ところが、世にパソコンが普及し、表計算が出来るようになると益々私はのめりこんだ。私の欲するものが表計算ソフトでいとも簡単に表す事が出来るようになったからである。興味のある方はこのブログの平成21年11月8日~11月27日に渡り全16回シリーズで「日本の都市人口ランキング」と題し紹介している。
 
 私は何故こんなくだらないと思われる事を話すかと言えば、この統計データにこそ色んな事実が隠されているからである。つまり、何年も比較し順位付けしてみると面白いものが見えてくる。
 
 今は昔と違ってデータは容易に手に入る。何故か。それは透明度が増した情報公開条例制度である。これを利用すれば大概のものは手に入る。昔は自治体に何々のデータ頂けませんかと言うと、都合の悪いデータは出してもらえなかった。しかし、今は楽である。HPで閲覧出来るからである。それをPDFで見れる。私は全てのPDFデータを表計算ソフトに取り込みテキスト化して保管している。私が今しているのは、昨年の国勢調査からの全国都市人口の推移の順位付けと、全国の市町村の予算決算と財政状況をデータ化し比較し、夕張の二の舞を避けるための自治体への前もった注意喚起である。
 
 皆さんに面白い事をお知らせしたい。私は前記のようにデータを取るに確かにHPで閲覧なのであるが、良く総務省のHPを利用する。今閲覧すれば「なるほど!政治資金」と言う欄で政治資金報告書政党交付金使途等報告書があり政治団体のそれの詳細が手に取るように解かるから楽しい。その他良く見れば利権絡みの怪しいものも覗ける。どうぞ一度覗いて見て貰いたいものである。
 
 私は、今全国の市町村の財政状況のデータ化を、やりたいと思っているところだが、前にも紹介した筈だが、私は今一発奮起で資格試験の受験勉強中なので、今年の冬頃からになるから恐らく皆さんに紹介できるとすれば、2年ほど後になるやも知れないが、是非このブログで紹介したいものである。