落ち行く仙石義人、株上がる小沢一郎

 衆議院で内閣不信任案を否決してからの、菅首相と仙石官房副長官の関係がよろしくない、もっとも仙石を官房副長官に任じる前からだったかも知れないが、特に首相の退陣表明以後ことごとくその意に反し、退陣論を鮮明に発言してる。辞める気などさらさら無い首相にとってこんなにも目障りは無い筈である。今では口も利かない位だそうである。
 
 しかし、なんと言っても未だ首相の任にあるは菅直人である。時の権力者、例え落ちぶれようと首相は首相である。影の実力者と言っても、表向きにはやはり、菅直人には敵わない。このままいけば仙石義人は菅直人に疎まれいづれ任を解かれるであろうし、遠ざけられるであろう。そこで私は、じゃあ菅直人の今後の目論見はと考えて見れば、正論と常識を覆す、延命策最善の決断ではと思える。それこそウルトラC(今はウルトラGだとか)の超難度技である。つまり、小沢一郎の起用である。環境は無い訳では無い。
 
 ネットのヤフーやネット論壇誌「BLOGOS」のネット投票では依然と他を引き離し、「次の首相には誰が相応しい?」ではダントツの1位となって2位を大きく引き離してるからである。大マスゴミに洗脳されている一般国民と違い、ネットを自由意思での情報源としている人間での調査である、信憑性は高いと思われる。
 
 あの常識の通じない首相菅直人である。最後の延命策。裏の裏を読み、やりかねない最高の策、あり得ない話では無い。但し、小沢一郎がどう思うかである。