全国の博物館ピンチに思う

 今朝のNHKニュースで「苦境博物館」と題して福岡県柳川市の立花家資料館が報道されていた。

 収蔵庫等が古くなり立て替えしようにも観覧者数が減り立て替え予算が捻出できなくなり、収蔵物を他の博物館に移さざるを得なくなったと言う報道だった。この資料館民間が故に自前での維持が難しくなったと言う事だった。それを克服するためにこの資料館の植野かおり館長は起死回生の覚悟でネットによる3,000円オンラインツアーを計画し、何とか閉館を免れたと言う報道だった。思うにここ近年のネット環境の発達により自宅に居ながら「メタバース(仮想空間)」による現地空間を得られるようになった事がこのような苦境を招いたものと考えられるが、やはり人間は実物を見て、触りその実感を確かめる事こそ大切な事と思われる。我々人間はもっと自らの足で見聞きし触る事こそ必要ではと改めて感じたニュースだった。

 またこの後のニュースで皇室秋篠宮紀子様57歳の誕生日と題して佳子様の事も報道されてたが、昨年9月に完了した総工費およそ35億円を費やした秋篠宮邸の改修工事、話によれば同居してない佳子様の専用通路にも今後数億円もかかる話だった。

 私的に言わせて頂けばこの秋篠宮家の面々ヘドがでる位嫌いだ。まして何もして居ず唯皇室と言うだけでこれだけの我々の血税を、私的な空間に費やすとは本当に怒り以外の何物でも無く、上記の苦労してる博物館のピンチに回した方が余程有意義と感じた。