普段余りテレビを見ない者としては昨日のアマゾンのPrime Video「示談交渉人甚内たま子裏ファイル」を観た。
早くベッドに入ってタブレットでネット閲覧やドラマを視るのが楽しみな後期高齢者の一員である。昨日たまたま上記ドラマを視た。主演が渡辺えり子(現渡辺えり)で交通事故等の示談交渉を仕事とする中年おばさんの奮闘記のドラマである。交通事故には必ず存在する示談と言う交渉、それを描いたドラマである。事故には必ず発生する被害者と加害者、それをテーマとした言わばそれぞれの人間模様が良く描かれていると思った。この主人公がやり手の若い有能な切れ者ではなく、どこにでもいる気やすく話す事出来る中年おばさんと言うところがミソである。被害者と加害者の気持ちを理解して気やすく語りかけるやり方で問題を処理していく様は現実の事故処理の一例にしたいものである。
我が地域に民放は3局(日テレ、朝日にフジの3局)あるが少なくともフジテレビ系列では決して作れないドラマだと思い感心して観た。あのフジの何かと言えば芸能人のキャラを優先したバラエティドラマのくだらなさを考えればこれがドラマだ!と思い、改めてフジテレビの軽さが浮き彫りになったテレビ番組だった。