安倍元首相の国葬に異議あり!

 ここの所の故安倍元首相の国葬議論が顕著である。

 一国の首相を務めしかも稀に見る長期間勤めながら国民こぞっての意思統一がない事が不思議と言えば不思議ではあるが、それだけ色んな意見が出る事自体、安倍晋三と言う政治的人間性がかいま見れると言う事だ。

 私的には国葬に値しない人間だと思う。何故なら8年9か月もの政権を頂きながら何一つ目新しい政策を打ち出せなかったと言う事は、そもそも日本国政治家としての資質の欠如と言わざるを得ない。

 その表れとして言える事は政治を身近にとらえた事には斬新さが窺(うかが)えるが、それを公に向けず私的に向けた事にある。それが「モリカケ」問題や「桜を観る会」問題に発展してしまった事にある。

 国民の代理人である公僕は、それを私的に向ける程低俗で嫌われる事は無いからである。それを少しでも1回でもやってしまえばその時点で敬いの対象から外れてしまうからである。そうなれば二度と人間としての復活は無い! それが凶弾に倒れた一因とも言える。

 このような人間には国葬に値する対象では間違っても無い!