タレントのつるの剛士が安倍首相の辞任にまず初めに「ご苦労様お疲れ」と労いの言葉を先に言おうと言った事は人間として当然だが、それは政治に興味のない一般の国民の話だ!

 8月28日、記者会見を開いた安倍晋三首相は辞任の意向を表明した。持病が悪化したことなどから国政に支障が出る事態は避けたいと、辞任の理由を自ら説明した。

「安倍首相辞任」の一報を受け、ネット上には様々な声が投稿されている。

「国民を欺く総裁選だけは勘弁して欲しい」

「無理しても総裁選をした方がいい」

「石破さんは国民の人気は高いけど、次は石破さんで決まりかな」

 こうした後任に関する声が届くほか、「体調不良が事実だとしても、それを隠してでも任期を全うしようとするのが一国のトップのあるべき姿だと思う」、「ついに問題を解決することなく辞めるんですね、森友学園問題・加計問題・嫁の花見問題、何も解決していません」など、辞任の決断を批判する声もあった。そうしたなかで、ひときわ目立つのは、安倍首相に対する感謝の言葉と労わりの言葉たちだ。

安倍総理は決して万能・ベストな総理大臣ではなかったかもしれない。だが政治家は一つのスキャンダルのみに注視して評価を決めるのではなく、色々な事象をプラスマイナス総合的に見て、社会が以前より良くなったか悪くなったかで見なければいけない。病気というやむを得ない理由で辞任し、後続に任せる決断を安倍総理はした。今はしっかりと休み、療養してほしい。安倍総理を批判する人もなぜか憎む人もいるだろうが、決して安倍総理との病気との戦いだけは邪魔しないでほしい」

「本当にお疲れ様でしたと言いたい。前代未聞の状況で良し悪しあるにしろ身を徹して任務されたこと。次誰がなるかわからないですが、各個人が、強い日本を目指して意識したいもので」

 過去には今年5月、タレント・つるの剛士(45)がツイッターで、「国民の皆さんで安倍首相にお疲れ様、ご苦労様を言いませんか?」と投稿。「震災の時、テレビに出てくる度お疲れ顔になっていた枝野さんに"お疲れ様です!寝てください!"と労った時のように。政治家の皆様も同じ人間。人です。未曾有で大変な時こそ、皆んなで励まし労い合いませんか?今頑張ってる全ての人に」と呼びかけ、「#安倍総理お疲れ様です」というハッシュタグが設けられ、その声に賛同した人々が安倍首相に対して感謝と労わりの声を次々に投降した。

 会見で安倍首相は、「残された課題も残念ながら多々ありますが、同時に、様々な課題に挑戦する中で達成できたこと、実践できたこともあります。すべては国政選挙のたびに力強い信任を与えてくださった背中を押していただいた国民の皆様のおかげであります。本当にありがとうございました」、「ご支援をいただいたにもかかわらず、任期をまだ1年残し、他の様々な政策が実践途上にある中、コロナ禍の中、職を辞することとなったことについて、国民の皆様に、心よりお詫びを申し上げます」と話し、北朝鮮拉致問題について「この手で解決できなかったことは、痛恨の極みであります。ロシアとの平和条約、また、憲法改正、志半ばで職を去ることは、断腸の思いであります。しかしいずれも、自民党として国民の皆様にお約束をした政策であり、新たな強力な体制のもと、さらなる政策推進力を得て、実現に向けて進んでいくものと確信しております」と後悔の言葉を口にした。]

そして、「次の総理が任命されるまでの間、最後までしっかりとその責任を果たしてまいります。そして、治療によってなんとか体調を万全とし、新体制を一議員として支えてまいりたいと考えております。国民の皆さま、8年近くに渡りまして、本当にありがとうございました」と語った。

 再び「安倍首相、お疲れさま」の声が広がり、大きなハッシュタグ運動に発展するかもしれない。

AERA dot.編集部)

 

 

これ「辞任の安倍首相 ネット上には意外な声が殺到 つるの剛士ハッシュタグ運動化再来か?」と題した AERA〈dot.〉8/28(金) 19:04の記事である。

 

 

物事の批評には物事の謂れを言って結論で締めくくるが、事政治批評に限ればは結論だけで良く、労いは結論の前に心で済んでいる場合が多い。だからと言ってそれが非人間的とは言えないと私は思う。つるのさんは優しいし気遣いの人だからだろうが、言った人も言われた人もそれは承知の上での話と私は思っている。こう言う事は言われる人の人間性にもよるし、今回の安倍さんの場合は政治に興味を持ち、政治に詳しい者ならば、余りにも嘘が多かったし嘘をつき過ぎたと誰しも思っている。だからの労いの無さとも思われる。私的には私もそうだ。