元東京都知事の舛添さん、安倍首相の状況が第1次の投げ出し時に似てると表現したがそれは違うと私は言いたい!

 政権ブン投げの“あの時”に似てきた――。第1次安倍政権の2007年に厚労相を務めた舛添要一都知事が22日、ツイッターにこう投稿して話題になっている。
<今日のコロナ対策本部の安倍首相を見ていると、言葉にも力がなく、精気を欠いているようで心配だ。私が閣僚として仕えた第一次安倍内閣で、病気で突然辞任したときの雰囲気を思い出した>
 たしかに、おとといの対策本部会合での安倍首相は髪が乱れ、顔色もさえなかった。うつろな表情で、下を向いたままボソボソと原稿を読み上げたが、人との接触を8割減らすために推奨した「オンライン帰省」も、ネットで「なんじゃそりゃ」と失笑を買っている。
 アベノマスクや休業補償の出し渋りなど、新型コロナウイルス対策はことごとく不評で、支持率も下落の一途。第1次政権は持病の悪化を理由にブン投げたが、国民からの批判が集中している今も、かなりお腹が痛いのではないか。体調が心配だ。

■役人からもブーイング
 政府の危機管理センターに出入りする役人のひとりも「総理は心ここにあらずといった雰囲気で、もはやリーダーシップを発揮する気力もないのではないか」と、こう言う。
「官邸の地下1階にある危機管理センターは『事態室』とも呼ばれ、24時間体制で政府の危機管理を担う中枢機関です。1月中旬から新型コロナの情報連絡室が置かれ、約60平方メートルの部屋に30人以上が詰めている。究極の“3密”状態なのです。誰かが感染したら一巻の終わりで、ここがクラスター化したら政府のコロナ対策はオシマイですよ。機密情報を扱うため、テレワークは難しいですが、例えば別室を用意して“密”を避けるなどの対応は急務。ところが、総理はまったく動こうとしない。だいたい、こんな非常時に毎日、私邸に帰る総理がいますか。3・11の時の菅直人総理は連日、官邸に寝泊まりして陣頭指揮にあたっていましたよ」
 ミュージシャンの星野源に便乗し、自宅のソファで愛犬を抱いてくつろぐ動画を投稿したことも、寝る間もなく働かされる現場の役人の神経を逆なでしている。帰宅してボーッとテレビを見ている安倍首相の姿がリアルに浮かんでしまうからだ。
「安倍首相の持病である潰瘍性大腸炎はストレスが最大の敵。そそくさと私邸に帰るのは、心身の不調と関係があるのではないか。いきなりの辞任を危惧する声もあります」(政治評論家・野上忠興氏)

 自民党内では、コロナが落ち着いたら失策の責任を取って総辞職のシナリオもささやかれている。


これ『囁かれる安倍首相の「コロナ辞任」…第1次政権末期に酷似』と題した日刊ゲンダイ2020/04/24 17:57の報道記事である。


この安倍晋三と言う人はのめり込みの激しさと飽きっぽさが同居してる性格なのではないかと私的には思う。面倒くさい事が起こると、途端にモチベーションを維持できない性格でもあるみたいだ。ただ舛添さんが言ってる第1次政権投げ出しと似てるというが、私には違うと感じられる。あの時と決定的に違うのは総理を経験して日が浅く、以後に当時の民主党小沢一郎党首との党首討論が控えていて、確かに病気もあったろうが、党首討論から逃げ出したくて病気のせいにしたと私は今でもそう思っている。今の安倍さんは長期の政権で絶対的な自信の持ち主となられたから、病気と言うのだけは本当だろうがその前段があるとの条件がつくと言うのだけは違う。