民主・渡部黄門「松本参与更迭を」・・・・何をたわけ!

 民主党渡部恒三最高顧問は15日午後、菅直人首相と松本健一内閣官房参与が福島第1原発の周辺地域に「20年住めない」との会話を交わしたことに関し、「そんな側近は首にすればいい。余計なことを言うやつがいる」と述べ、内容を紹介した松本氏の更迭を求めた。首相との会談後、首相官邸で記者団に語った。
 渡部氏は首相らの会話について「『そういうことは考えていない』と首相は言っていた。はっきり取り消してもらった」と強調。ただ「率直に言って軽率だった」と、首相に苦言を呈した。
 枝野幸男官房長官は記者会見で、松本氏の更迭論について「重い指摘を踏まえて、適切な対応を検討しなければいけない」と述べ、何らかの処分を検討する考えを示した。

 
 私はこの発言に対して、この件に関係した人間を、何をたわけた事と言いたい。たとへ松本参与が言った言わないではない。その発言に対し、首相たる者、考えが違っていたら、その発言を否定し自分の意見を指示する旨の発言をすればすんだものを、そして黙って聞いていたとすれば黙認であるし、それを言ってない云々は、上に立つ者として余りにも、質が無く軽い人間である。
 
 こう言う事は得てして、新人に多い事である。何故か、上役と直の話をし翻意させた旨の手柄を吹聴したいものだからである。それさえも解らない菅首相はやはり、トップとしての資質の欠如である。これはもう、事の是非論の価値も無い愚論である。バカバカしいかぎりであり、それを真面目にどうのを言ってる、黄門様も似た人種でしかない。情けなくて恥ずかしい限りである。