岸田文雄自民党新総裁の役員人事や組閣等の予想人事等見たら、やはりと思う以上に、一昔前の自民党に戻ったみたいで刷新さが殆ど無い!

 自民党岸田文雄総裁は30日、幹事長に麻生派甘利明党税調会長(72)、官房長官細田派の松野博一文部科学相(59)を充てる人事を固めた。麻生太郎副総理兼財務相(81)を副総裁で処遇。総務会長には細田派で当選3回の福田達夫衆院議員(54)を抜てきし、総裁選を争った無派閥の高市早苗総務相(60)は政調会長麻生派河野太郎規制改革担当相(58)は広報本部長とする。

 

 

これ「官房長官に松野氏=副総裁・麻生氏、幹事長・甘利氏―3役に福田氏抜てき、高市氏も―新執行部1日発足」と題した時事通信 2021/10/01 07:59の配信記事である。

 

 

岸田文雄自民党新総裁のモットーと言えるのが「他人の意見をよく聞く」事だそうだが、やはり思っていたより「人の意見を良く聞き過ぎる」嫌いがあるようだ(笑い)。もっとも私は彼を殆ど評価はしていなかったが、総裁選びの自民党議員は改革と言うよりも、現状維持の無風を期待したんだと思った。日本のバブル期のあの自民党の悪しき自民党の旧態依然の姿にそっくりである。宏池会を創設した故池田勇人元総理の再来を期し「所得倍増計画」を計画したんだろうが、以前より美辞麗句を並べる耳障りの良い政策が果たして現実と出来るのか、今から私は心配である。看板倒れの短命内閣で終りそうな気がする。

岸田自民党新総裁があのUR都市機構に対する口利き疑惑の甘利さんを重用するなら短命確実だ!

 岸田氏は29日、党本部で記者会見し、党役員・閣僚人事に関し「総裁選を通じて党が多彩な人材を持ち、中堅・若手をしっかり登用すると言ってきた。老・壮・青のバランスが必要だ」と説明した。在任5年を超えた二階俊博幹事長(82)=二階派=の交代は確実。後任幹事長と官房長官には甘利明税調会長(72)=麻生派=や萩生田光一文部科学相(58)=細田派=らが取り沙汰されている。岸田氏と総裁選で争った河野、高市、野田3氏の処遇も焦点だ。

 

 岸田氏は、総裁選の3候補について「一緒に政策論争をする中で素晴らしい能力を実感した」と評価し、何らかの役職に起用する考えを改めて示した。今の党役員の任期は30日までで、岸田氏は「(人選を)できるだけ急ぎたいが、明日1日はやはりかかるのではないか」と述べた。新旧役員は、10月1日にも交代する見込みだ。

 

 総裁選で提唱した幹事長以下の党役員任期を「1期1年、連続3期まで」とする案については、「党改革への思いは1ミリたりとも後退していない」と堅持する考えを表明した。二階氏の後任幹事長は「大変重要な役職だ。まだ具体的な名前が確定したものではない」と述べるにとどめた。【野間口陽】

 

 

これ「幹事長・官房長官に甘利氏、萩生田氏が浮上 河野氏の処遇も焦点」と題した毎日新聞 2021/09/29 23:01の記事である。

 

 

あの疑惑まみれの甘利さんだ! 重用するは言わずもがなである。説明はいらないだろう!!

自民党総裁選は岸田さんが勝利したが、間接的に支持してくれた安倍晋三前首相のお陰であろうし、これで安倍悪事は永遠に闇に葬られるであろうが、これは即国民の支持を失う事をも意味する

安倍さんの必死さが勝った結果であろう。何故なら「モリカケ」や「桜を見る会」問題を問われないための必死さだったからだ。

今後岸田新総裁の撮るべき道は、自らの延命を考えるならば、「モリカケ」や「桜を見る会」問題を究明する事が使命と考えるべきだ!

自民党総裁選は岸田さんの勝利で終わったが、高市さんだと予想した者は何の事無い安倍シンパの政治素人と言って良い!

 28日の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」では29日に投開票が行われる自民党総裁選の分析が行われた。

 

 1回目の投票では4候補ともに過半数に届かず、上位2人による決選投票となる見込みを伝えた。日本テレビの電話調査の結果などをもとに、1回目は河野太郎氏・280票以上、岸田文雄氏・約230票、高市早苗氏・約160票、野田聖子氏・約45票との分析結果も示されたが、2回目の結果までを読み切るのは難しい状況を伝えた。

 

 出演した日本テレビ記者も、態度未定の議員も多く、現状は結果が読めないと答えると、司会の宮根誠司は「木村太郎さんは高市さんじゃないかと言ってんだよね」と明かした。高市氏は現状3位と予想されているが、猛追しているとの指摘もあり、宮根は木村氏の予想について「あの人、トランプ当てた人だから油断ならないのよ」とうなっていた。

 

 

これ『自民総裁選 木村太郎氏が「高市氏勝利」予想と 宮根明かす「あの人、トランプ当てたから」』と題したデイリースポーツ 2021/09/28 20:25の記事である

 

 

安倍好きと安倍嫌いで評価は別れると言う事である。

差し詰め私等大の安倍嫌いだから、決選投票になった二人と予想してた。

どこでこの評価が分かれるのかと言えば、政治的下ネタと言える政治の私的利用と言う俗物議員を評価するか否かと言う事になる。それは国会議員票ではなく全国の党員の票で良く解かる。政治の権力者が8年近くも政権を頂いて、後世に何の成果も示せなかった事から良く解かると思う。こんな権力者、政治史上では有り得なかった事である。普通だったら恥ずかしくて総裁選の前面に出て来れなかった筈であるが、それにも関わらずシャーシャーと出てきた事から良く解かると思う。やはり国民や党員は良く見てると思う。そんな事から木村太郎さんが安倍さんが推した高市さんを挙げたと言う事は、少なくとも派閥論理を重視した現代国民の思いを見切れなかったと言う事でジャーナリストの看板は下ろした方がよろしいかと進言したい

自民党総裁選が終了し岸田文雄前政調会長に決まったが何かこう心に燃えるものが感じられない!

257票対170票の大差で岸田文雄さんに決まった!

何か自民党のバブル前の時代に戻った感じだ!

私的には落胆してる。

自民党総裁選が午後2時過ぎ判明し、岸田さんと河野さんの決選投票となったが岸田さんになれば安倍悪事は永久に明らかにならないだろう

 

256票と255票の1票差で岸田さんが勝った。

これは自分の悪事を追及されまいと安倍さんが必死になったせいであろう。

当初岸田さんはそれらを追及すると明言してたが、安倍さんの支持を得ようと方針を変えた結果であり、安倍さんに屈した形となるであろう。これが今後の政権運営にどう響くか見ものである。

今日午後1時からの自民党総裁選 『河野総裁』を望みたい!

 自民党総裁選はどうなるのか。ジャーナリストの田原総一朗氏が「従来の総裁選とは大きく違っている」と話す理由とは?

 

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 このところの新聞やテレビの報道を見ていると、菅義偉首相の方策が大成果を上げているな、と判断せざるを得ない。

 

 菅首相が辞意を表明し、岸田文雄高市早苗河野太郎野田聖子の各氏が総裁選に出馬する決意を示すと、新聞、テレビなどのマスメディアが連日、総裁選という自民党の大宣伝を展開することになった。理由の一つは、今回の総裁選は従来の総裁選とは大きく違っているからだ。

 

 これまでの総裁選は、大派閥の領袖(りょうしゅう)の意向で総裁が決められていた。中曽根康弘竹下登宮沢喜一橋本龍太郎小渕恵三、そして安倍晋三菅義偉と、いずれもこのパターンである。だが、今回の総裁選は、大派閥の領袖の意向が通用しない。だから興味深いのである。

 

 そもそも、菅首相が辞任することになったのは、自民党の多くの国会議員たちが、この先の衆院選挙で、菅首相の下では落選するかもしれない、と強い危機感を抱いたからだ。全国のどの選挙区でも、菅首相の評判が大変悪いからである。だから、自分たちが当選するには、何としても菅首相に辞めてもらわなければならない、と強く求めた。

 

 8月の中旬ごろまでは、安倍前首相も麻生副総理も、菅首相の続投でいくつもりでいたのである。しかし、それぞれの派閥の国会議員たちが、菅首相の辞任を強く求め、安倍、麻生両氏も考えを変えざるを得なかったのである。

 

 菅首相は、なんとかして支持率を上げるために、党と内閣の新型コロナウイルスへの対応を積極化しようと考え、党と内閣の人事に手をつけることにした。そして、そのことを二階幹事長に相談すると、二階氏は賛成し、まず自分を幹事長から外すように指示した。

 

 そこで菅首相は、二階氏の指示に従い、小泉進次郎氏に幹事長になることを強く求めたのだが、小泉氏は断り続けた。他にも閣僚に就任するよう求めた人物たちに断られ、菅首相は辞任の意を固めざるを得なくなったのである。

 

 自民党の国会議員たちは、国民の多くが期待している人物が総裁になることを求めている。そうでないと、自分たちの衆院選での当選が望めないからである。

 

 実は、途中までは、石破茂氏が総裁選に出馬の意欲を強く示していた。そして私は石破氏に、2度電話をした。彼を激励するためにである。1度目の電話で石破氏に、国民の多くは、あなたが総裁になることを望んでいるはずだ、と強調した。

 

 石破氏は2018年の総裁選で、安倍首相の政策を厳しく批判して立候補した。小選挙区制になったこともあり、安倍政権下では、自民党のほとんどの国会議員が、安倍首相のイエスマンになってしまい、安倍首相を公然と批判したのは石破氏だけであった。だから、石破氏の出馬に期待したのである。

 

 だが、2度目の電話で石破氏は、当選の自信がないので出馬しない、として河野太郎氏を当選させるために支援する、と語った。

 

 河野氏は、脱原発を唱えていて、党内には反対の国会議員も多いはずなのだが、その彼らは、国民の期待に沿う総裁でないと、自分たちは落選すると強く感じているのである。さて、総裁選はどうなるのか。

 

田原総一朗(たはら・そういちろう)/1934年生まれ。ジャーナリスト。東京12チャンネルを経て77年にフリーに。司会を務める「朝まで生テレビ!」は放送30年を超えた。『トランプ大統領で「戦後」は終わる』(角川新書)など著書多数 (※週刊朝日  2021年10月8日号)

 

 

これ『田原総一朗脱原発には反対でも『河野総裁』じゃないと困る議員ら」』と題したAERAdot 2021/09/29 07:00の記事である。

 

 

総選挙と言うのは政治の心情や政策の良し悪しだけでは図れないのだろう。

何かそうではない人間としての何かが無ければいけないのだろう。私的には河野さんなのだが、他の方で岸田さんの場合は人間的な魅力がどうしても湧かないのである。例えれば授業で、面白おかしく解かり易く言葉で説明しないで黒板にギッシリと書いての授業みたいで、しかも言葉で説明しようとすると美辞麗句を並べて説明するタイプで、嫌いである。燃え上がるような意気込みが感じられないし、高市さんは泡まつ候補が急にトップライトを浴びる不思議さであり、野田さんは一番親近感を感じるが、立候補していながら、当選するのは自分以外の誰かだろう何ての発言を聞けば、じゃぁなんで立候補したのと言いたいし、誰かに1回の投票で決められるのを防ぐための邪魔か?と疑いたくなり言語道断である。

『河野総裁』を望みたい!