八ツ場とダム事業と自民党とゼネコン
八ツ場ダムに限らずダム事業と自民党とゼネコン、この3者のトライアングルは今に始まった事では無く、これにトンネル工事を合わせた4点セットは、戦後の日本の経済復興を指標するに避けては語れない1大プロジェクト事業だ。自民党がここまで成長し、長く政権与党として君臨できたのは、ゼネコンのお蔭と言っても過言では無い。早い話が自民党の先生方(いわゆる族議員)がダムやトンネルの予算を作り、その情報をゼネコンに流しそのゼネコンに受注させれば、そのゼネコンは他社に先駆け優先でその工事を受注し、その工事の工事価格の0.5%~1.0をその議員に政治資金としてキックバックする。今は政治資金規正法で禁止されてるので、その議員の所属する政党支部に提供する。こうして我々の税金が最終的に自民党に流れるのだ。それが実態だ。だからこそ今その悪しき慣習を断ち切り政府民主党には徹底的にその膿を出してもらわなければならないし、自民党を復活させてはならない。