約1年前の首相動静記事で読売新聞が公正な報道をしなかった事は公正な報道が命の新聞社が新聞社としての資格そのものを自ら放棄したに等しく不買運動されてもおかしくない!

 地味だけど見逃してはいけない新聞の記事といえば、朝刊各紙に載っている首相の1日の記録。
「首相動静」(朝日新聞)、「安倍首相の一日」(読売新聞)、「首相日々」(毎日新聞)など、タイトルはちがうが中身は同じ。
 ここを読むと意外な事実がわかって面白いのである。
724日午後42分、桃の贈呈」という皮肉
 たとえば「724日」。安倍首相が加計学園問題を追及された国会の閉会中審査の初日。
 朝日新聞の「首相動静」によると「852分、国会。」「38分、官邸。」とあるから、この時間のあいだで審議がおこなわれたことがわかる。
 この日、首相は国会で、《『李下に冠を正さず』という言葉がある。私の友人が関わることだから疑念の目が向けられるのはもっともなことだ。常に国民目線に立ち、丁寧な上にも丁寧に説明を続けたい》 と強調した。
 
(〈速報〉衆院で集中審議始まる 安倍晋三首相「李下に冠を正さず」「疑念の目が向けられるのはもっともなことだ」 産経ニュース 724日)
 
「李下(りか)に冠(かんむり)を正さず」とは、「《スモモの木の下で冠をかぶりなおそうとして手を上げると、実を盗むのかと疑われるから、そこでは直すべきではないという意の、古楽府「君子行」から》人から疑いをかけられるような行いは避けるべきであるということのたとえ。」(デジタル大辞泉) という意味。スモモの故事を引用して釈明したのだ。
 ところが翌日、私はとんでもない記事を見つけてしまった。
「桃に笑みを絶やさず」(読売新聞 725日)
 安倍首相が「李下に冠を正さず」と言ったあとに「桃」を食べているのである。ああ。なんというタイミング。
 あらためて前日の「首相動静」で確認してみると、閉会中審査を終えて官邸に戻った直後に、「42分、中村慎司和歌山県紀の川市長らによる桃の贈呈。」とある。
 なんという日程の皮肉だろうか。
 私は思うのだけど、これこそ周囲が「忖度」すべきでなかったか?
 首相にちがう故事を使うよう提案するか、もしくは桃の贈呈の日をずらすか……。首相の1日の記録を読んで気づいた大きなお世話でした。
 ちなみに桃を食べた首相は「甘くてジューシーでおいしい。疲れがとれる」と笑顔を見せたという。
《自らおかわりするなど甘い桃に癒やされた様子だった。》(読売新聞 725日)
 桃をおかわりした首相。国会閉会中審査がいかにプレッシャーだったか、行間が読み取れる一節である。
 
2016810日午後621分、居酒屋「漁」の怪
 さて、「首相動静」をはじめとする各紙の首相の1日の記録を読むと、誰と会食したかまで克明に載っている。
 しかし、各紙同じ情報が載るはずのこの記事に「差」がある日を発見してしまった。それが昨年「810日」。
 この日の晩、安倍首相は山梨県鳴沢村でゴルフをしたあと、ある人と会食していた。
 まず「朝日新聞」。
332分、別荘。621分、同県富士河口湖町の居酒屋「漁」。加計孝太郎学校法人加計学園理事長、秘書官らと食事。837分、同県鳴沢村の別荘。」(首相動静)
 では「読売新聞」を見てみよう。
332分、同村の別荘。621分、同県富士河口湖町の居酒屋「漁」で秘書官らと食事。837分、別荘。」
 あ……、読売では「加計孝太郎」の文字が抜けている。食事をしたのは「秘書官ら」になってる。
 これは一体、どういう意味なのだろう。「何時何分」まで各紙同一で克明なのに不思議な差である。
 まさか「忖度」が発生したのか、それともただの「手抜き」なのか。当時はこの差は誰も気にしなかったが、今となって考えると興味深い。
 この「2016810日」の読み比べは、フジテレビの報道情報番組『ユアタイム』の新聞読み比べコーナーでも先週紹介したら、反響が大きかった。
 新聞の首相の1日の記録欄は地味だが、推理小説よりも面白かったりする。 プチ鹿島

イメージ 1

 
 
 
これ『読売「首相の一日」と朝日「首相動静」を読み比べて分かってしまった“あの人の不在”』と題した文春オンライン8/11() 7:00の配信記事である。
 
 
面白い記事である。私も首相動静毎日ではないが、良く見る。この記事と関係ないが、第二次安倍政権発足当時は、食事のたびごとに毎日毎回菅官房長官と共だったが、現在はその官房長官とは殆ど無いと言って良い。これも現在の状況を良く表していて面白いものである。麻生財務との確執が噂されるお二人の関係だ。安倍首相がどちらとも会わずに食事してるのが興味深い。そろそろ黄昏が近いせいなのだろうか(薄笑い)
話を記事に戻そう。安倍政権ご用達、広告塔と言える読売と、相変わらず関係の良くない朝日の記事である。今考えれば「なるほど」これほどハッキリした報道も無いものだが、読売は大手紙の一角である。こんな新聞社であれば少なくても公正の域外れてる。皆で不買運動してもおかしくない。以後の報道は信用出来ないと思われるからである。新聞社の資格そのものを自ら放棄したに等しいからである。
でも不思議なのは、読売がその当時から、加計の問題に疑義があったからこそ、安倍首相に忖度したんだろう。1年も前から読売が気付いていたこの記事、前川さん云々の問題以前の問題だ。さて安倍寄りの諸君どう答える!?
特に聞きたいのはあのヤメ官(辞めた官僚)3人組=高橋洋一岸博幸、八幡和郎の感想だ。