学校法人「加計学園」の獣医学部新設に関する、衆参予算委員会の閉会中審査が終わった。安倍晋三首相の「意向」の有無とともに、前川喜平前事務次官に代表される文科省の岩盤規制が注目された。「国益より省益」といえる文科省は日本に必要なのか。元通産官僚である評論家の八幡和郎氏が緊急寄稿した。
加計問題の閉会中審査(24、25日)で最も存在感を示したのが、加戸守行(かと・もりゆき)前愛媛県知事だ。その発言を、野党も含めて満場水を打ったように静かに聞くしかない様子に、「真実の言葉」の強さを感じた。
獣医学部誘致に関する経緯の整理も見事だったが、文科省の後輩らに対し、岩盤規制や関係業界への天下りを守る側でなく、「改革のために戦え」と促したのは感動的だった。最初は無視していた自称リベラル系マスコミも、その発言を報じざるを得なくなった。
加戸氏は若いころ、先生方の給与が一般公務員より低いのを改善するため、寝食を忘れて取り組み、政治を動かしたことを熱っぽく語った。本来の官僚のあるべき姿だ。
愛媛県知事時代、OBである自分が獣医学部新設を頼めば配慮してくれるかと思ったが、文科省の後輩から「獣医師会の反対で無理」と言われたので、「大阪府の橋下徹元知事なら『文科省解体論』を必ず唱えるぞ」と諭したと披露した。
省庁間の折衝で、文科官僚が「学者さんたちの頭を変えるのはすぐには無理」といって、すぐ横になるのに、官僚時代の私もあきれた。
「需要予測で学部の新設を決める」というが、仏文科がフランス語を使う仕事の数や、教育学部が学校の先生の定員数を考えて設置されているはずもない。学会のボスたちが、業界の要望で新規参入をブロックするか、彼らが弟子たちの就職口欲しさに学部新設を望むかだけのことだ。
今回注目された獣医学部でも、新しい病気の蔓延(まんえん)への対処などで、米国ではどんどん新設が認められているのに、日本は52年間も門戸が閉ざされてきた。
加戸氏は、国家戦略特区での獣医学部新設について「表門はおろか裏門でもダメで、通用門を突破できた」と言っていた。
文科官僚が「人類の未来」と「日本再建」のために尽くすことが自分たちの仕事だと自覚していないなら、そんな役所は無くなった方がベターだ。
何あの加戸守行(かと・もりゆき)前愛媛県知事が「真実の言葉」だと?
笑ってしまう、八幡和郎さん皆知らないからと言って、「そんな冗談はよしてよ」と言いたい。全国の皆さんは何も知らないと思って、そんな事言っちゃあ行かんぜよ(笑い)
皆さん加戸守行(かと・もりゆき)と打ち込んで検索して見てください。
人間何が自分の主張を左右するかと言えば、その人間を尊重するかしないか、あるいはその人間が好きか嫌いかで、その人間への評価が天と地ほど違うのである。差し詰め私はこの八幡和郎さんが一番嫌いである。考えが180°違うのである。そして拙ブログで何度も紹介してるように、その他のヤメ官2人(岸博幸さんともう一人の高橋洋一さん)も大嫌いである。考え方だけだけでなく人物の評価さえ180°違うのである。とにかく、この八幡和郎さん加戸守行さん省庁は違っても、官僚としては似てるのである。今話題の前川さんとは似ても似つかない考えの持ち主である。人間は顔が違うように思いも考えも違うのが当たり前であるが、性格はまるっきし似ても似つかないくらい違う。前川さんはどちらかと言えば頑固者だ。そう言う性格からして、八幡さん加戸さんとは180°違うのである。そこまで行けば後私は書く必要はない。皆さんの考えに委ねたい。