羽田発大阪行きの全日空37便が羽田空港に引き返したニュースで32年前の日航機墜落事故を思い出した!

 12日午後6時半ごろ、羽田発大阪行きの全日空37便(ボーイング777―200型、乗客262人、乗員11人)が、機内の気圧が急激に低下したとして、羽田空港に引き返し、20分後に緊急着陸した。全日空によると、当時、機体は上昇しながら飛行中で、異変に気づいた機長が客室に酸素マスクを出したという。けが人はいなかった。全日空は、機内の圧力を一定に保つシステムに異常があった可能性があるとみて、原因を調べている。
 機体の主翼辺りの窓際に長男(7)と座っていた会社員繁田聡子さん(41)=東京都=によると、機内では緊急事態を告げるアラームが鳴り、頭上から酸素マスクが降りて来たという。着用を促す自動音声が繰り返され、長男と身を固くした。乗客はみな冷静な様子だったという。「怖かったけど、とにかく何事もなくてよかった」と話し、新幹線で兵庫県の実家に向かった。朝日新聞社
 
 
これ『全日空機、機内気圧低下で緊急着陸 乗客「怖かった」』と題した朝日デジタル8/12() 21:23の配信記事だ。
 
 
32年前の今日の日航機墜落事故と全く同じ時刻で同じ行先、航空会社が全日空と違うだけで、何か因縁めいた嫌な出来事である。
私たち部外者は忘れかけているが、事故関係者の方々は決して忘れられない出来事として深く心に刻まれている事だろう。
もうあれから33回忌である。
こういった事故・機体不良の緊急事態は後二度と起こしてもらいたくないものだ。
私は日航機の事故以来、事故原因のマスコミ報道が信用できず、その専門家たちの著書や徹底的データ収集作家の山崎豊子の、この事故を題材にした「沈まぬ太陽」等を読み漁った。結論的には後部圧力隔壁の疲労から起きたと結論付けられたが、物理的にはどうもおかしく、メーカーのボーイング社も含めた航空会社と政府機関の裏での和解の感が拭えない。私的には自衛隊機の誤射が事実と私は今でも信じている。そう考えれば、同時刻の自衛隊機の発進等諸々の諸条件が一致し、全てが合致し納得できるのである。時効の関係もあるがそろそろ政府も、時の事実を明らかにするべきではとこの日を迎えるたびに思っている。