千葉県習志野市での緊急消防車同士の物損事故 これが公的緊急車の現状である

 千葉県習志野市の交差点で緊急走行中の消防車同士が衝突し、消防団6人がけがをしました。
 警察によりますと、21日午後11時半ごろ、習志野市内で発生したマンション火災の現場に向かうため、緊急走行していた消防車が交差点で右折してきた別の消防車と衝突したということです。はずみで1台は街路樹にぶつかり、もう1台はマンションに突っ込みました。この事故で、2台の消防車に乗っていた消防団8人のうち6人がけがをしました。運転していた消防団員(37)は「現場に急いでいたため、安全確認を怠った」と話しています。マンション火災の火は他の17台の消防車で消し止められ、けが人はいませんでした。
 
 
これ「消防車同士が交差点で衝突 火災現場に緊急走行中」と題したテレビ朝日系(ANN 1/22() 6:27の配信ニュースである。
 
 
 最近の、この消防車や救急車等の公的緊急車は酷過ぎる。私は運悪くどちらも経験してるから言えるのである。救急車は一度が自分の交通事故でがけ下に転がって一命を取り留めた時と今の脳出血で病院に運ばれた時、そしてもう一度は妻が具合が悪くなり運んでもらった時と都合3度お世話になった。事故以外の2度はここ10年以内だ。不思議にもこの3度乗ってた時には意識があったために良く覚えている。兎に角最近の2度の救急車は救急車でありながら随分と遅い事である。自分の時はさすがに言えなかったが、妻の時は「何とか急いでください」とお願いしたほど、遅い車速なのである。時速60kmくらいではなかろうか。病前は普段の道路走行でも私はスピード出す方だったからまどっこしい事この上ない。とても緊急車両とは言えないと正直思った。その後に聞いたその運転手さんの言葉に耳を疑った。「もし事故を起こせば大変だから安全運転です」とのたもうた。この救急車の方々使命を勘違いしてるのではと思い、正に本末転倒ではとも思った。何の道交法か、緊急車両の優先権何のためにあるのか。赤信号でも追い越し禁止区域でも人命優先のために、それが緩和されてる。一般車両はそれが解ってて譲ってくれるし、止まってくれるのである。こんな解り易い事他に無い。それを赤の交差点では止まり、追い越し禁止区域区間でも前の車に追従の普通走行だ。本当に利用させてもらって申し訳ないと思った気持ちが逆に怒りに変わるとは何のための法律か解らないのである。
  もう一つの消防車の方だが、私は約3haの農地兼山林を所有してるそこでワラビの栽培をしてて、毎年出荷してる。一度に7kgほど採れるが出荷サイズでは3kgほどにへってしまう。毎年春肥料をやりその前に前年の枯草等色々整理したり行く道路の整備をする期間が雪解けとともに始まるのであるが、消防車のお世話になったのがその春の山が萌えた時の事である。作業員の一人が不用意にタバコの火の処理を誤ったのであろう。山火事を起こしてしまった。たまたま山の一部にワラビの日陰用の杉の木にその火が乗り移ってしまったから大変だ。本当に怖いほどの火事である。最初はやはり人間だ、やる事は同じだ。最初は自分らで消せると思って安易に消そうとする。ご多分に漏れず、大きな火事となってしまった。粟食ったが消防署に連絡して、数時間後にやっとか消し止めたが、その消防車の来るのが遅い事この上ない。都市部と違い田舎なのである。そんなに車も走ってないのに遅いのである。後で聞いたら、状況を把握して用意するのに手間取ったと言うのである。緊急事態は予想がつかず、勿論予定もつかない。当然のことである。だからこそ消防車は緊急車輛と呼ばれているのである。ここまで書いてて私は頭がこんがらかってきてしまった。公的緊急車輛は何が目的で何をするのか、行政は解っててやってるのだろうか。国民はその緊急時にそれを未然に防ぎ、あるいはそれを最少減に食い止めるためにあり、その費用は我々国民がその時のためとして、税金と言う形で納めているのである。何かがおかしいのである。それはやはり最終的に政治の中枢に行き着くのであろう。もう少ししっかりしてもらいたいと私は願ってる。